毎日新聞「患者情報漏えい:病院責任、2審は認定」(2012年07月13日)は,次のとおり報じています。 「難病の少女の病状を看護師から他人に漏らされて精神的苦痛を受けたとして、大分市の母親が同市内の整形外科病院の院長に、慰謝料など330万円の支払いを求めた訴訟で、福岡高裁(犬飼眞二裁判長)は12日、請求を棄却した1審・大分地裁判決を変更し、病院側に110万円の支払いを命じた。 判決によると、母親は同市内で飲食店を経営。娘が難病のユーイング肉腫で病院に入院していた08年夏、店の男性客から突然「娘さん、あと半年の命なんやろ」と言われた。母親からの苦情を受け、病院側が調査した結果、この客は少女の担当看護師の夫で、看護師が病状を漏らしたことが分かった。少女は同年12月、19歳で亡くなった。 大分地裁は、病院が個人情報の管理規程を作り、看護師に守秘義務に従うよう誓約書を提出させていたことから「病院に
第147回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は鹿島田真希(かしまだ・まき)さん(35)の「冥土めぐり」(「文藝」春号)が、直木賞は辻村深月(つじむら・みづき)さん(32)の「鍵のない夢を見る」(文藝春秋)に決まった。 鹿島田さんは東京都出身。白百合女子大学卒。平成10年、「二匹」で文芸賞、17年に長崎への原爆投下を題材にした「六〇〇〇度の愛」で三島由紀夫賞を受賞した。芥川賞は今回が4度目の候補だった。 受賞作「冥土めぐり」は、脳の病気を抱える夫婦が8年ぶりに1泊2日の小旅行に出て、妻が幼少時に家族と訪れたホテルに泊まり家族の過去と向き合う。旅するうちに、妻は夫と出合ったことや、その病も“奇跡”であったと知るという物語。 直木賞の辻村さんは、山梨県出身。千葉大学教育学部卒。平成16年にデビュー。ドラえもんのファンで、その
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開する日本最大級のポイントサービス「Tポイント」。最近、佐賀県武雄市で図書館への導入が検討されて議論を呼びましたが、また問題になりそうな事態が報じられています: ■ Tポイント、医薬品の購入履歴を取得 販促活動に利用 (朝日新聞) 4千万人以上が利用する日本最大の共通ポイントサービス「Tポイント」が、ドラッグストアで会員が買った医薬品の商品名をデータとして取得し、会員に十分な説明をしないまま販促活動などに使っていることがわかった。医薬品の購買履歴には、本人が他人に明らかにしたくない情報が含まれることが多い。日本薬剤師会などは「育毛剤を買った人にかつらの広告を送ったり、関節の痛みを和らげる薬を買った人に健康食品を勧めたりしないか」と懸念。厚生労働省も問題視している。 武雄市のケースでも「図書館の貸し出し履歴」というセンシティブな情報(言うまでも
私が事務局長を務める一般社団法人自分史活用推進協議会の初の著書『自分史作成キット』について、出版元の日本法令さんが正式なプレスリリースを出しました。 朝日新聞デジタル:和装本形式の自分史が絵日記感覚で簡単に作れる 「自分史作成キット」を発売 [株式会社日本法令] 今回のリリースのポイントの一つが、元アイドルグループ“CoCo”のメンバーで、現在は料理研究家として活動している宮前真樹さんに、PRに協力してもらうことです。全国書店及び文具店へのPOP広告、ホームページ上での製品PR、出版記念イベントにゲスト参加等のPR活動をしていただきます。 今回、宮前さんにPR協力をお願いしたのは、私が以前『ボム』というアイドル雑誌の編集者をしていたときに、CoCoを担当していた縁がきっかけです。宮前さんはCoCoが解散した後もしばらくタレント活動をしていましたが、その後自分のこと振り返って自分のやりたいこ
障がいは強みになる――先天性骨形成不全症で幼少時より車いす生活を送ってきた垣内さんはそう気が付いてから、ありがとうを言う側から言われる側になった。 最近、バリアフリーという言葉をよく耳にするようになりました。しかし私たち健常者の多くは障がい者の不便さを実感を持って理解できないため、まだまだ社会のバリアフリー化が進んでいるとは言えません。 今回は「ミライロ」という会社を学生時代に立ち上げた少し個性的な青年をご紹介しましょう。「バリアバリューな世界を作りたい」という事業方針を持つミライロの代表取締役社長の垣内俊哉さん(以下垣内さん)は、先天性の骨形成不全症で、幼稚園のころから現在まで、車イスで生活しています。通常であればハンディと思われる境遇を強みにして、オンリーワンの価値を持つビジネスを展開している垣内さんとはどのような人物なのでしょうか。 いつかみんなと走りたい 垣内さんは長い間、「障がい
新年の抱負を胸に、未踏のキャリアに挑戦しようと人々が希望に燃え、職探しを始める1月は、一年の中でも転職活動が最も盛んになる時期だ。彼らの活動が実を結んだ場合は、年が明けてから数カ月の間に大量の離職者が出ることになる。 現在の仕事への不満から転職を考えたケースが大半を占める彼らにとって、退職の日は何より喜ばしい一日だろう。パテーションの間を走り回り、「ようやく辞められる! きゃっほ~!!」と叫び出す誘惑にかられる人も、少なからずいるはずだ。 だが、いくらそうすることで一時的に気が晴れるからといって、仕事も上司も気に入らず、新しい職場に移るのが待ちきれないからといって、クビからうまく逃げおおせられたからといって、オフィスで大喜びするなど愚の骨頂だと、転職関係の専門家は警告する。 以前の同僚に信用照会を頼む可能性が出てくるかもしれないし、狭い業界であるだけに、その元同僚と再び席を並べることも考え
おはようございます。 ここのところの晴天ぶり、梅雨明けですね。 今年の水ガメは大丈夫なのでしょうか。アジサイはすっかり枯れました。 == 先週の金曜日はオルタナブログ定例会が外苑前の日本オラクルで開催されました。 伊藤忠ビルの隣に立派なオラクルビルがあります。 元々会場を提供してくれていたITメディアが今月、青山一丁目に引越をしました。 手近なところに懇親会場がない。よって定例会は、しばし会場が提供できる、 ブロガーの会社で実施することになりました。 今回はブロガーの玉川さんがオラクルのセミナー室を手配してくれたのです。 うちでも11月の第二金曜日に場所を提供する予定です。 日本オラクルと言えば、キャンディという犬が会社にいるのが有名です。 今回も出てきてくれました。なかなか愛想が良くて可愛い犬でした。 イングリッシュシープドッグ。社員犬。 http://www.oracle.com/jp
その人がどのような人か知りたかったら、お別れの挨拶をした後その方がどのようにしているかを見なさい。 人生の師匠ともいえる、大変尊敬するT先生がおっしゃっていたことです。 先生は、人は別れ際にその人の人となりが一番表れると言います。 例えば、刑事コロンボ。 殺人容疑で完璧な理論武装をしている犯人の質疑が終わったあとに、いったん帰りかけて振り向きざまに言うお決まりのセリフが『Just one more thing.』。 「あ~、そうそう、もうひとつお聞きしたいことが」と尋ねる。 犯人たちはたいてい皆社会的地位があり、とても頭の良い人たちばかりです。まともにぶつかっても上手に逃げられてしまいます。 質疑でイライラさせたりしたあと、ホッとしているところを狙ってのこのセリフに、思わずボロが出てしまうのだと言います。 ビジネスでいうと、例えば、お見送りいただいたあとのエレベーターが閉まる直前の表情。
「りんごは踊る、されど並ばず」というポッドキャストで、このブログについて取り上げていただきました。たいへん感謝です。さて、このポッドキャストの第12回で、また重要なお話をされていました。 最近セキュリティ研修を受けたのですが、2012年にもかかわらず、「P2P禁止」程度の説明がされるくらい。 え!?今時そこでおしまい? 僕も、厳しいくらいのセキュリティ研修を受講したことがあります。個人情報とはなにか、個人情報の取り扱い、それによる社会的責任などなど。それでもSNSなどについては説明がなかったのではないでしょうか。(2005年か2006年) 企業のセキュリティ研修は、企業としてのリスクを軽減するためであるわけで、個人のリテラシー向上と直結していない場合もあり得ると思います。つまり、僕たち自身がセキュリティについて考えたことがあるか、ということですね。会社で働いていくためだけに必要なセキュリテ
9TO5MACが、「米国その他のアップルストアで7月24日に徹夜作業をするといううわさなので、25日に山猫発売かも」と言ってます。発売日には店頭のMacのOSを全部山猫にしておく必要があるので、そのための作業をするんじゃないかなということです。 AppleのOSは、1つ前のLionからダウンロード販売だけになっちゃったので、昔のようなお祭りはなくなってしまいました。価格もなんたってたったの1700円ですから、発売に備えてお小遣いを節約したりする必要もあまりないし。もちろん安くなるのは嬉しいですが、風物詩的じゃなくなったのは少し寂しいです。1995年発売の「漢字Talk 7.5」なんてあなた、オープンプライスで6万円以上したんですから(新居雅行氏著「漢字Talk 7.5ガイド」より)。 いずれにしてもAppleは「7月中に発売」と明言しているので、林信行氏の記事などで予習しつつ、楽しみにして
びっくりしましたー。この部ログでも比較的頻繁に登場してくれているGoogleの20番目の社員だったマリッサ・メイヤーさんがなんと米Yahoo!の社長兼CEOに就任するとは。 Googleの会社概要から写真が消えたころから、どうしたのかなーと思っていましたが。若くて(まだ37歳)美人で、すっごく頭も良くて、でも笑い方とファッションセンスが??なこの方は、この部ログでも常連です(下は「ウーマン・オブ・ジ・イヤー」に選ばれたときの記事)。 マリッサさんを紹介した部ログの投稿をとりあえず並べておきます。なんとなくお人柄が浮かび上がるのでわ。 ・ジョブズのキーノート待ちを楽しむGoogle幹部たち ・「Googleの広告部門はカオス」とのたれ込み ・人材流出の陰に女あり? ・Googleの視覚デザインチームのリーダーが退社(この“討論”の中心にいたのがメイヤーさん) ・Web 2.0サミットでのBi
20代の頃、中国のシルクロードに何回か行く機会がありました。その際にトルファンという街で撮影した写真が、とある写真展で佳作をいただくことができました。その時は、お客様に写真好きな方がいて、その写真展をご紹介いただいたのです。当時使っていたカメラはキャノンのEOS(モデル不明)。 95年、カシオのQV-10というデジカメ黎明期のモデルを購入。当時は何がいいのやら分からず。(笑)その後は2000年代になってキャノン、ソニーなどのコンパクトデジカメを購入し、2006年にはサンヨーのXactiを購入しましたが、ほぼ使わず。それ以前も、EOSを持ち歩いていた頃のように写真を撮らなくなりました。 昨年はソニーのNEX-5を購入しましたが、いまいち活用しきれず。結局、セミナー会場撮影用となり。そして今年は、懲りずにリコーのGRIV(ホワイト)を購入し、できる限り撮影しようと思っているのですが、やはりiP
時々、仲間なのに味方に向かって敵視する人に出会うときがあります。 相手は厚意こそあれ、敵対なんか決してしてないのに、 極度にテンパっているからでしょうねえ・・・まあ、そういうときにあれこれ工夫を凝らし過ぎてもしょうがない。そういうときは「フリーズ」した人と同様、しばらくほうっておくのも一手です。 喉元過ぎれば、熱さ忘れて、そのうちクールダウンします。 オーバーヒートした頭も、冷えればまた冷静な普段の自分に戻ってくれます。 そもそも相手だって、そんな敵視されたときは感情論も余計に芽生えてしまうし、「相手」が自分じゃない場合は、両者を引き離すのが良策と思います。 誰しも完璧じゃありません。そんな状態におちいっている両者、特に敵視で凝り固まった人に対しては、ささいであっても批判的なことは何も言動しません。影でうまく周囲とのトラブルをリカバリーし、当人の自浄作用で回復するのを待つのが一番いい。 た
グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。 どうしてこの本をオススメしたいのか 書評ブロガーとしてご活躍の岸本慎介さんが丸々一冊、読書会について書いた本を出版されました。それが『読書会のススメ』inko (インディー文庫)です。私は岸本さんの書評ブログが好きなので早速読みました。 参考: inko 2.2.0(無料) カテゴリ: ブック 販売元: i-enter - i-enter(サイズ: 31.7 MB) 全てのバージョンの評価: (11件の評価) iPhone/iPadの両方に対応 岸本慎介さん 略歴 2011年2月から3つめの会社で働くIT開発者です。 mixiで「たまご915」の名前で、読書会などに参加しています。 毎月1回「プレジデント読書会」を開催しています。 ブログ『新・たまご915の勉強会参加日記+
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く