鹿児島県警奄美署は10日、同県奄美市名瀬春日町、漁師高橋亮容疑者(21)を県青少年保護育成条例違反(入れ墨の禁止)容疑で逮捕した。 発表によると、高橋容疑者は9月9日午後3時頃、18歳未満と知りながら、県内の女子中学生(15)の右足ふくらはぎに10センチ前後のアザラシ柄の入れ墨を施した疑い。同署によると、2人は以前からの知り合い。容疑を認めているという。
鹿児島県警奄美署は10日、同県奄美市名瀬春日町、漁師高橋亮容疑者(21)を県青少年保護育成条例違反(入れ墨の禁止)容疑で逮捕した。 発表によると、高橋容疑者は9月9日午後3時頃、18歳未満と知りながら、県内の女子中学生(15)の右足ふくらはぎに10センチ前後のアザラシ柄の入れ墨を施した疑い。同署によると、2人は以前からの知り合い。容疑を認めているという。
12日午前0時50分頃、岐阜市日野南の国道156号線で、同市日野東の会社員男性(32)の軽乗用車が、イノシシ9頭と次々に衝突。 軽乗用車は大破、男性は鎖骨を折るなどのけがをした。イノシシは全て即死した。 岐阜中署の発表によると、イノシシは体長50~100センチで、親1頭の後に子供とみられる8頭が続き、車道を軽乗用車に向かって走ってきたという。男性は「まさかイノシシが走ってくるとは思わなかった。直前で気がついたが避けきれなかった」と話しているという。現場は岐阜市北東部で、近くには山もあるが、国道沿いは店舗や住宅地になっている。同署は「市内の公道をイノシシが走るのは珍しい」としている。
同署によると、同容疑者は同日午前11時半頃、隣に住む東海大1年で柔道部所属の女子学生(18)に、「足音がうるさい」などと因縁をつけ、右手で前髪を引っ張った疑い。 女子学生は、同容疑者に玄関から引きずり出されそうになったため、柔道技の「大内刈り」をかけ、体勢を崩しながら助けを呼んだ。駆けつけた同大3年の女子学生(20)も柔道部に所属しており、暴れる同容疑者に対し、同じく柔道の関節技「腕がらみ」をかけて取り押さえ、駆けつけた同署員に引き渡した。同容疑者は2人の女子学生に押さえ込まれ、「痛い痛い」と言って座り込んでいたという。容疑について黙秘している。
政府は13日、東京電力と東北電力の管内で今夏予想される電力不足に対応するため、企業と家庭の最大使用電力を昨夏より15%削減する目標を柱とした電力需給対策を正式決定した。 家庭向けには、扇風機の活用やエアコンの設定温度引き上げなどの取り組みを示した。大企業など大口需要家に対しては、電気事業法27条に基づく電力使用制限令を発動する。 原子力発電所や火力発電所の被災で、今夏、東京電力管内では6000万キロ・ワットの想定需要に対し、供給力が5380万キロ・ワットに、東北電力管内では需要1480万キロ・ワットに対し供給力が1370万キロ・ワットに、それぞれとどまる。東電管内で必要な電力抑制は10・3%、東北電は7・4%だが、一瞬でも需要が供給を上回れば大規模停電が発生する恐れがあるため、目標は15%減とした。 夏の最大電力需要の3割を占める家庭に対しては、どんな行動で何%の節電ができるかという事例を
労働組合の団体交渉権を侵害し、労働者としての尊厳を傷つけられたなどとして、大手牛丼チェーン「すき家」で働く仙台市のアルバイト女性(43)と、女性を支援する労働組合「首都圏青年ユニオン」は13日、すき家を展開するゼンショー(東京)に計約360万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴状によると、同ユニオンは2007年2月、女性の未払い残業代の支払いなどを求めて団交を申し入れたが、同社は拒否。今年7月には中央労働委員会が「団交拒否は不当労働行為」と認定したが、応じなかったという。 同社広報室は、「訴状が届いていないためコメントは差し控える」としている。
編集委員 重田育哉 新聞記者を30年近く続けていると、あの時、こうしておけば、と悔いることもある。春闘シーズンでもあり、今回は、ちょっと「職」の話をしたい。 ジャーナリストに何ができるか。大上段な話だが、歴史を作ることは出来なくても、歴史の流れを多少なりとも変えたり、せき止めるきっかけを作ることは可能だと思う。 だから、それが世間から求められているときに自分が何も感じなかったり、力不足だったりすると、記者は後悔する。 例えば、あの1990年前後のバブル経済のバカ騒ぎを早く鎮静化させ、その崩壊を最小限に止めることは可能ではなかったか。 当時を思い出すと、金融担当だった私は、生命保険会社が発売した変額保険の利回りが、株価狂騰のあおりで当初、年70%にも達したのを、驚きと、ちょっぴり批判混じりで書いたりした。信託銀行を中心にした地上げの動きをリポートした覚えもある。だが、キャンペーンをはるでもな
未成熟な若い親による虐待事件が止まらない。 大阪市西区で幼い姉弟2人の遺体を遺棄したとして逮捕された下村早苗容疑者は23歳。今年相次いだ事件でも20歳代前半の親による犯行が目立つ。若い親に集中する虐待を止める手立てはあるのか。 下村容疑者は19歳で結婚、20〜21歳で2人を産んだ。ブログなどで母としての喜びをつづっていたが、離婚後は育児を放棄するようになり、大阪府警の調べに「遊ぶのが楽しく育児が面倒になった」と供述した。 厚生労働省が08年4月〜09年3月に把握した子供67人の虐待死を調査したところ、死亡時の実父と実母(計97人)の年齢層は「20〜24歳」が21人と最も多く、「25〜29歳」が20人、「19歳以下」が6人で、10〜20歳代がほぼ半数を占めた。 府警が2幼児遺棄事件以外に今年摘発した10件の虐待事件で逮捕した12人のうち11人が10〜20歳代。全国で発覚した事件でも容疑者の多
卒業年限を迎えながら留年する学生が全国の大学で少なくとも7万9000人いると推計されることが、読売新聞の「大学の実力」調査で明らかになった。 根強い企業の「新卒一括採用」を背景に、就職が決まらず翌年に再び「新卒」として就職活動(就活)に臨む学生が急増している。卒業予定者数は約56万8000人で、7人に1人は留年している計算になり、就職戦線のさらなる激化を招いている。就職留年の実態が具体的に明らかになったのは初めて。 「大学の実力」調査は、全国の国公私立4年制大学(通信制などを除く)735校を対象に2年前から実施。3回目の今年は、就職支援の取り組みを中心に卒業者数や就職者数など約50項目を尋ね、約80%の589校が回答した。その中で、卒業年次に在籍する卒業予定者と、実際の卒業者との差が、2009年度は約7万9000人に上ることが判明。この差について主な20大学で追跡調査した。 この結果、〈1
【パリ=林路郎】フランスが欧米では珍しい60歳定年制を見直し、段階的に62〜63歳に引き上げる。労働者の福祉向上のためミッテラン社会党政権が導入した制度も、30年近くを経て、市場が迫る財政赤字削減の圧力に抗しきれなくなった。 仏政府は15日夜(日本時間16日未明)にも、定年の引き上げを盛り込む年金制度改革案を公表する。大統領の与党・民衆運動連合(UMP)は、定年と年金支給開始を2020年に62歳に引き上げる案と、30年をめどに63歳に引き上げる二つの案を検討しており、政府の改革案もこれに沿った内容となりそうだ。 欧州諸国では65歳定年制が主流だが、フランスは1981年に発足したミッテラン政権下で法律で定める定年を65歳から60歳に引き下げた。一部の職種には57歳での早期退職すら認めている。 だが高福祉の社会保障制度では財政負担が重くのしかかり、政権は「もっと働かなくては制度がもたない」と国
川崎市多摩区の市立中学校3年生の男子生徒(14)が、いじめられていた友人を救えなかったと悔やむ内容の遺書を残して自殺した問題で、生徒の父親が13日、読売新聞の取材に応じた。 父親は「無念の一言。片方の腕をもがれたような思い」と語り、「息子が残した遺書は、遺書の形をした告発だと思っている」と、学校側に真相解明を強く求めた。 「明るくて優しくて、正義感の強い子だった」。父親は疲れ切った表情で語った。 単身赴任中で、生徒に最後に会ったのは5月29日夜。もう少し頑張れば野球部のレギュラーになれる、翌週末からの修学旅行が楽しみ――。塾への送り迎えの途中、そんな普段通りの会話をしたという。 修学旅行では、家族への土産に3種類の八つ橋を買ってきてくれた。「兄と祖母がチョコレートが好きなのでチョコ味、私がイチゴが好きなのでイチゴ味。自殺を覚悟していたから、恐らく私のためだけに買ってきたのだろう」。帰宅した
大阪市淀川区のインターネットサービス会社社長ら5人が出会い系サイト利用料を架空請求したとされる詐欺事件で、約1万4000人から振り込まれた総額約2億円の中には、「サクラ」を使った偽の出会い系サイトで得た利用料も含まれていたことが、大阪府警の調べでわかった。 同社のサクラだったという同市内の女性(24)が読売新聞の取材に応じ、「絶対出会えない」仕組みを証言した。 2008年夏、女性はアルバイト情報誌に「ウェブ管理」とある募集を見て、同社を訪れた。男性社員は「それは締め切った」と言って時給1000円の別の仕事を勧め、「会員にメールを送るのが仕事。やり方は、先輩に聞けばわかるから」と説明した。 通されたオフィスに約20台のパソコンが並び、若い男女約10人がキーボードをたたいていた。空席に座ると、隣の女性が「出会い系サイトの返信役」と教えてくれた。 次々とメールが入ってきた。サクラのプロフィルや「
2008年6月の無差別殺傷事件を受け、安全な街づくりを進めてきた東京・秋葉原地区で、住民側と電気街、商店街が、地域や街を訪れる人々が守るべきルール「秋葉原協定」を策定、協定順守で合意したことがわかった。 千代田区や警察なども参加する27日の「検討会」で報告される予定で、事件後、中止された歩行者天国再開に向けた議論が本格化する。 協定は、「安全で安心して歩け、買い物ができるまちにする」ことを目的とし、地元の万世橋地区町会連合会と秋葉原電気街振興会、3商店街振興組合が合意した。路上で違法な販売やパフォーマンスをしないなど道路使用に関する規定や犯罪防止、清掃活動などにより街の美観維持に努めることなどを定めた。5月1日から実施する。地元の住民や商業者だけでなく、買い物などで訪れる人々にも順守を求めていく。 ホコ天の再開を巡っては、集客のため必要とする電気街などと、慎重な住民側とで意見が相違。事件後
新入生勧誘用の雑誌に掲載された「マネーゲーム愛好会」の紹介。1万円札でサークル名を形取ったものもあった 早稲田大OBのデイトレーダーによる相場操縦事件では、20代の3人が数十億円の資金を動かし、株式の時価総額が1000億円を超える大企業の株価を操作していた疑いが持たれている。 六本木ヒルズに拠点を置き、高級車に乗る派手な生活を送っていた“ポスト・ホリエモン世代”の若者たち。彼らをマネーゲームに駆り立てたものは――。 ◆1日1000万円の利益も◆ 「百万円の束で人をペチペチしたい人、金風呂に入りたい人、お待ちしております」 金融商品取引法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕された無職松村直亮容疑者(28)は、早大時代の投資サークル「マネーゲーム愛好会」の代表だった2003年、サークル紹介誌で新入生をこう勧誘していた。 同会結成は1999年。株取引手数料が自由化され、ネット専業の証券会社の新規参入が
ねん太 今回の選挙でも年金は焦点だね。今後の制度を支える僕らの世代にとっても、重大事だよ。 きん子 その通り。若者にこそよく考えてほしいわ。 ねん太 自民党は、今の制度を続けるんだよね。 きん子 ええ。基礎年金(国民年金)を土台に、サラリーマンには現役時の給与に応じた厚生年金を上乗せする構造はそのまま。その上で、無年金・低年金者の救済策を3年以内にまとめるというのがポイントね。 ねん太 それだけで大丈夫? きん子 今の政府・与党は、2004年の年金改革で持続可能な制度が確立したとの立場なのよ。現役世代の負担が過重にならないよう、保険料の上限を決め、その範囲内で年金を支払う仕組みに改めた。給付水準は将来も一定以上とすることを約束した。抜本改革は実施済みというわけね。 ねん太 自営業者などとサラリーマンの制度は、分立したままだね。 きん子 会社員の厚生年金と公務員の共済年金を早急に統合するにと
民主党の年金改革案は、会社員が厚生年金、自営業者が国民年金などと職業によって制度が分立している現状を改め、すべての職業の人を同じ制度に加入させることが柱だ。 どの職業でも所得が同じなら同じ保険料、同じ給付額という「透明でわかりやすい制度」になるとしている。 具体的には、所得に応じて納めた保険料で年金額が決まる「所得比例年金」を創設する。その年金額が少ない人には、消費税を財源として、満額で月7万円の「最低保障年金」を補足的に支給する。 保険料未納を減らすため、社会保険庁と国税庁を統合し、保険料と税を一体的に徴収する「歳入庁」を創設することも盛り込んだ。 ただ、所得比例年金の支給額など、新制度の詳細は明らかにしていない。さらに、会社員は所得比例年金の保険料を会社と労使折半で負担するが、自営業者にはこうした仕組みがないため、保険料が会社員の2倍になるなどの問題点も指摘されている。一方、年金記録問
京都教育大(京都市)の学生6人が集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、当日のコンパの際、一気飲みの速さを競う「ダービーゲーム」が繰り返され、被害者の女子大生(当時19歳)も、一気飲みを何度も強いられていたことが、京都府警の調べでわかった。 女子大生は約2時間のコンパが終わった時、正常な判断ができないほどの深酔い状態だったという。 コンパは学生ら主催の卒業生送別会で、2月25日夜、京都市内の居酒屋4階の大広間に学生約90人が集まって開かれた。 参加した学生らによると、ダービーゲームは学年や所属クラブなどのグループごとに行われ、最下位になった学生は再度、一気飲みをさせられていた。捜査関係者によると、女子大生もダービーゲームで何度も一気飲みするなどし、その後、明かりの消えていた5階の個室に連れていかれたという。 府警によると、逮捕された当初、容疑を認めていた1人が供述を変えたため、現在は
スーパーのレジ袋にかわるマイバッグの普及が進む中、これを悪用した万引きが増え、スーパー関係者を悩ませている。札幌市内では、マイバッグの持ち込みを禁止する店も出てきた。道警は、注意点をまとめたポスターを作って道内の店舗に配布し、「マイバッグにもマナーを」と呼びかけている。 札幌西署は5月26日、同市西区のスーパーでマイバッグを使って万引きをした同区の無職女(51)を窃盗容疑で逮捕した。発表によると、女はカートを押しながら店内を歩いてマイバッグに商品を入れていたといい、バッグ内にはパンや総菜など食料品51点(約1万4000円相当)が詰め込まれていた。 5月上旬、マイバッグを使った別の万引き被害にあった札幌市内のスーパーの店員は、「マイバッグを買い物かごの代わりに使うお客さんもいて、怪しいと思っても指摘しづらいのが実情だ」と話す。 札幌市西区のスーパー「マンボウ」では、市内の大手スーパーなど16
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