来日中の米国の世界的なジャズ・ピアニストのキース・ジャレットさんが、3日夜の大阪市北区のフェスティバルホールであったソロコンサートで、演奏を数回にわたり断続的に中断してステージから退場した。聴衆数十人が未明まで会場に残り抗議する一幕もあった。 フェスティバルホールによると、客席2700席がほぼ埋まり、午後7時から開演。ライブ録音も兼ねていたが、ジャレットさんは演奏中の聴衆のせきやかけ声に「集中力を欠いた」と話しているという。演奏は中断をはさみながらも終演予定の午後9時過ぎまで続けられたという。 主催したフェスティバルホールとキョードー関西は「コンサートを楽しみにしていたお客様に深くおわび申し上げます」としている。
![キース・ジャレットさん、コンサート中に演奏数回中断:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9b4f99ae6723b163c929d82fbcfd0ed5e4772ed3/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.jpg)