あなたはJリーグとの出会いを、明確に覚えているだろうか。スタジアムで、テレビで、あるいはまた違う何かを介して、日本に生まれたプロサッカーリーグと接点を持ち、気付けばその世界にどっぷりとハマっていた、という人は少なくないだろう。彼女にとって、それはラジオだった。しかもまったく縁のなかったJリーガーが始める、トーク番組のアシスタントという立ち位置で。ところが、以降の人生は大きく変化していく。このチームに、このチームの選手たちに、そしてこのチームを取り巻くあらゆる環境に魅入られた女性は、すでに16年の時をベガルタ仙台とともに歩んでいる。村林いづみ。ピッチリポーターとして唯一無二の存在感を放っている彼女に、そのベガルタと辿ってきた短くない時間を、大いなる熱量で語ってもらおう。 「仙台スタジアムにはフーリガンがいる」と本気で思っていた 仕事で出会う方と名刺交換をする。「初めまして」の挨拶の後に、必ず
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