カナダ・アルバータ(Alberta)州カルガリー(Calgary)の牧場の外で餌を食べる畜牛(2003年5月21日撮影)。(c)AFP/David BUSTON 【2月16日 AFP】食べ物と温暖化について語るのであれば、ハンバーガーは温室効果ガス排出の「最強打者」だと、カナダの科学者チームが警告した。 カナダ・ダルハウジー大学(Dalhousie University)の研究によると、メニューをビーフステーキからサラダに変えるだけで、車を数日間使わなかった場合と同程度の二酸化炭素(CO2)排出を抑制できるという。 ■圧倒的に排出ガスの多い牛肉生産 これは、牛肉は生産過程が非常に非効率であると同時に、ウシ自身が呼吸や排泄物などで温室効果の高いメタンガスを多く排出するからだと言う。ダルハウジー大のネーサン・ペルティエ(Nathan Pelletier)氏が15日、米イリノイ(Illinois
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国産鶏肉(ひき肉)の約2割から、食中毒を起こすサルモネラ菌が検出された。欧州に比べ、2倍以上の汚染率だった。また、5種類以上の抗生剤が効かない耐性菌が4割を超えていた。市販の鶏肉820検体を調べたもので、全国規模で調べた初の調査になる。サルモネラ菌は加熱すれば死滅するため、専門家は十分な加熱を呼びかけている。 調査は、天使大学大学院(札幌市)の平井克哉教授(家畜微生物学、岐阜大名誉教授)が07〜08年、各地の衛生研究所の協力で実施した。生産地が確認できる国産の鶏肉820検体を集め、サルモネラ菌による汚染がないか調べた。この結果、約20%にあたる163検体からサルモネラ菌が検出された。調査では、バラバラで検査しやすく、食肉処理の過程で汚染される可能性がある、ひき肉を使った。 菌は皮に付着していることが多く、もも肉、むね肉から菌が見つかることもあり、鶏肉全般で十分な加熱が必要だという。
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