北秋田市マタギの里打当(うっとう)温泉に隣接するマタギ資料館を、見学させていただきました。そこに、マタギの祖先に関することが展示されていました。以下。 日本人はずっと狩猟民族であったという環境省と、弥生時代からは稲作漁労民であるという熊森が、以前、激しく対立した時期がありました。当時、熊森が環境省に、「狩猟者を増やしたいあまり、史実と違うことを国民に広めるのはねつ造で良くない」と、申し入れたところ、証拠を出せということになりました。昔の文献などほとんどないので困りました。 ところが、今回、マタギ資料館の展示物に、上の<マタギの秘伝書>を見つけたのです。これによると、マタギの祖先は、山中で自由に狩猟をおこなえる特権を得て、動物を殺生することを許されたとあります。展示物の下に古文書が置いてありました。証拠を見つけた!他にもこの関連の展示がありました。 狩猟が特権であったということは、一般の人々