LLM時代におけるCommon Lispのリファレンス プログラミングにおいてもLLMの活用は急速に進んでいます。 コーディングではコードそのものも生成させるという動きが活発ではありますが、ここではコードは人間が書くという前提で文献の参照等の効率化にLLMを活用するという視点で眺めてみましょう。 LLM時代の到来で言語の壁がほぼ解消した マニュアルは主に英語で書かれており、英語が苦手な人は翻訳されるのを待つという状況でしたが、ソースとなる文献が何語で書かれているかは、ほぼ関係なくなりました。 何語で書かれているかというよりは、利用しやすい構成や内容であるかが問われる時代になったようです。 具体的な例でいうと、日本語で記述された文献であるという理由で長年正式なANSI Common Lisp規格を参照せず、共立出版の「COMMON LISP 第2版」という規格の草稿のようなものを参照するよう
