印刷 関連トピックス橋下徹 「国が地方の意見を聞かないなら、政治闘争しかない」。19日に就任した橋下徹大阪市長は、大阪都構想や市政改革に意欲を示すとともに、教育改革や生活保護制度の改革をめぐっても「一世一代の大勝負だ」と強調。国に戦いを挑む姿勢を鮮明にした。「橋下劇場」の第2幕が始まった。 午前9時前、市役所正面玄関に到着した橋下氏は、市職員ら約500人の出迎えを受けた。ホールで女性職員から花束を受け取ると、笑顔を見せた。 初登庁の気持ちを報道陣に尋ねられた橋下氏は「(約4年前の)知事就任日は大海原にゴムボートで放り出された気分だったが、今は全然違う。自分が船長になった気分で(市役所に)入れた」と語った。 午前11時から始まった記者会見は、冒頭から「橋下節」が全開となった。 就任のメッセージとして「今の日本をなんとかするには統治機構を変えなければ」「決定できない、責任を取らない民