日本政府が北方領土での第三国による経済活動を容認できないとするなか、韓国の建設会社が、択捉島で岸壁の建設工事など港湾整備に向けて準備を進めていることが分かりました。 択捉島の関係者によりますと、地元の水産会社「ギドロストロイ」が、岸壁の建設工事などの港湾整備を韓国の建設会社に発注し、今月20日ごろから、韓国の建設技師や潜水作業員など35人が択捉島に入って、準備を進めているということです。 これについて、「ギドロストロイ」はNHKの取材に対し、今の時点で詳細は明らかにできないとしながらも、今月29日に韓国企業とともに会見を開いて、港湾の整備計画の内容を発表するとしています。 北方領土での第三国による経済活動について、日本政府はロシアの実効支配を正当化しかねず、容認できないという立場をとっており、韓国政府に対して、外交ルートを通じて日本の立場を説明したということです。 プーチン大統領は、大統領