橋下市長、都構想住民投票へ最後の熱弁 拡大 大阪市を廃止し、五つの特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票が17日投開票される。賛否両派は16日、市内各地で声をからした。大阪市の橋下徹市長(45)はこの日夜、大阪・難波で“ラスト演説”。劣勢からの逆転秘策に注目が集まったことを逆手に「橋下が難波で泣くんじゃないかとか言われてますが、泣きません!」と爆笑を誘い、「あす、納税者をナメた連中をつぶす」と強気に語った。 昨年衆院選では最終演説で完敗宣言する“負け犬作戦”で同情票を集め、劣勢を跳ね返した橋下氏。その舞台となった難波の駅前広場には、この日、約2000人が集まる注目度を見せたが、橋下氏は登場するなり「泣きません!」「なーんにもしません!」と拒否して笑いを起こした。 都構想が“否決”されれば、政界引退を表明している橋下氏だけに、政治生命を賭した勝負の日を前に「いよいよ、あす。やるかやられるか