PC市場ではx86アーキテクチャが強く、携帯電話機市場ではARMが強いといった傾向があるプロセッサの世界だが、急速に発展しているモノのインターネット(IoT)市場では、x86、ARMコア、MIPSコアなどがほぼ互角の状況にあるという。 米国の市場調査会社であるIDC(International Data Corporation)は、「現在急激な成長を遂げているモノのインターネット(IoT:Internet of Things)市場では、IntelやARMをはじめとするメーカー各社の勢力は、ほぼ互角の状況にある」との見解を示した。IDCの予測によると、IoT関連製品の出荷台数は、2020年には250億台を上回り、4兆米ドル規模の市場に成長する見込みだという。また2017年までには、IoT関連製品の出荷台数は110億台に達し、搭載されるプロセッサコア数も200億個に達するとみられることから、I
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