セブン&アイ・ホールディングスがトランス脂肪酸について、かなり大胆な取り組みを考えているようです。 トランス脂肪酸含む商品、店に置かず セブン&アイ方針小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスは、動脈硬化などとの関係が指摘されているトランス脂肪酸を含む商品を、原則として売り場には置かない方針を明らかにした。まずはコンビニエンスストアなどでの自主企画(プライベートブランド)商品での全廃を目指す。政府の規制に先駆けての大手の判断は、ほかの小売りや外食チェーンにも影響しそうだ。2010年12月26日3時0分 朝日新聞 このことはいわゆるフードファディズムを助長する取り組みになることが懸念されます。今回は、この取り組みの問題点について考えてみます。 まず、準備が進んでいるトランス脂肪酸の表示に関する概要はこちらにまとまっています。トランス脂肪酸の情報開示に関する指針(案)概要 要点を抜き出すと次