注文を受けてから手際よく餡を皮に包み込むワンタンが自慢の1杯。 四ツ谷でワンタン麺と言えば「こうや」や「一条流がんこラーメン総本家」の餡がギッチギチに詰まったボリューミーな1杯を(おれは)チョイスしちゃいがちですが、1977年(昭和52年)創業の「まるいち」の場合は、素朴ながらもチュルルンテュルルン流し込みたくなるラーメンなのであります。 四谷三丁目駅徒歩3分、新宿通りから杉大門通りに入ってすぐの「まるいち」 一瞬飲み屋と勘違いしてしまいそうな静かな佇まい。 この店の存在を初めて知ったのは1990年代後半に出版された某週刊誌のラーメン特集で、夫婦で切り盛りする昔ながらのラーメンが四谷三丁目で食べられる、そんな喜びが原動力となり雑誌発売間もないタイミングで足を運びました。 確か当時の特集ページでもランチタイムは茶飯とお新香が+50円でセットになることが記載されており、あの頃と今もこうして値段
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