化学薬品入りロケットで雨雲撃墜…中国人工雨の危険度 北京五輪プレ大会で実験成功 雨に煙る天安門前を走るランナーたち。大気汚染よりも、「道路が固い」という声が多かった=20日、北京(ロイター、クリックで拡大) 20日に北京で行われたマラソン五輪プレ大会で、選手を悩ませた大雨は、実は当局が人工的に降らせたものだった。詳細な気象データを一切公表しない中国だが、化学薬品入りロケットを上空に打ち込んで「人工雨」を降らせ、雲自体を蹴散らす仰天計画に成功したという。とはいえ、実際に人工雨を浴びたランナーのユニホームは、空気中の汚染物質も同時にかぶり、ドス黒く変色してしまった。軍事的にも大きな意味を持つとされる人工雨。平和の祭典の裏で、中国の恐怖の計画が進行している!? 地元紙「北京晨報」の報道によれば、北京市は以前から雨を降らせて雨雲を消し、晴天を作り出す研究を進めていたという。北京は4月に入ってから降