――面識はあったものの、ちゃんと話をするのは初めてというおふたり。女性の自意識や恋愛、性などをテーマに多くの媒体で執筆、最新刊『自信のない部屋へようこそ』(小社)を上梓された雨宮まみさんと、話題の本『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)の著者である政治学者の栗原康さんが、理想の暮らし方、はたらき方について語り合いました。打ち合わせ0分のガチンコトーク、スタートです! はたらかないで、たらふく食べたい 雨宮 馴れ初めというか、私たちがお互いを知ったきっかけなんですけど、私は栗原さんが書かれた『はたらかないで、たらふく食べたい』を読んだときに、すごく引き込まれて、読んでいるうちに拳がどんどんつきあがってくるような感覚があって。一度お話ししたいなと思っておりまして、今回お願いさせていただきました。 栗原 ありがとうございます。ぼくが雨宮さんを初めて見たの