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finalventに関するTZKのブックマーク (47)

  • ブログ再開?: 極東ブログ

    長い間ブログを休止していた。この間、大学院生であったという理由が大きい。25歳に最初の大学院を中退し、それから40年かけて大学院修士を終えたという感じだ。10年前の著書には、「もう諦めた」と書いたが、子供が4人成人したのをきっかけに修士に再挑戦した。というわけで2年間、放送大学で大学院生をやっていた。ようやく修論が終わり、取得単位もクリアしたので、今月末には卒業ということになる。 この間、修論研究にけっこう専念していた。コロナ禍もあってか、朝から深夜まで研究ばっかりしていたこともある。加えて、大学院の単位取得もそう容易いということでもなかった。40年前の大学院の単位も復活できるかとも思ったけど、手続きミスがあり、諦めた。結果からいうと、それでよかった。認可待ちしていると、大学院の単位の計算が不確定になっただろう。取得単位という点では、結局、学院を2つ出たような感じだが、あれだなあ、学問の風

  • [書評] トランプ (ワシントン・ポスト取材班、マイケル・クラニッシュ、その他): 極東ブログ

    興味深く、ある書籍を読んだ後、そのことをこのブログに書くことを、なんとなくではあるがためらう機会が増えてきてしまったようにも思う。そうだなあ。特に理由はない。そうした一冊として、ワシントン・ポスト取材班とマイケル・クラニッシュ、その他による『トランプ』(参照)がある。10月10日に出版されすぐに読み、読後、奇妙な感慨があった。ドナルド・トランプという人をこうして、自伝以外からきちんとジャーナリズムを通して眺めて見ると、なかなかに味わいの深い奇妙な人物である。書はその陰影をまずこう述べている。 ドナルド・トランプは称賛であれ批判であれ、注目されるのは良いことだと考えている。自分のイメージがそのままブランド・イメージになるため、自分そのものがブランドイメージだという信念で生きていきた。私たちは、トランプも他の人同様、噂やブランド通りではないという考えの下で取材にあたった。そしてその通りだった

    [書評] トランプ (ワシントン・ポスト取材班、マイケル・クラニッシュ、その他): 極東ブログ
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
  • 心に引っかかっていた、そのこと、その一つ: 極東ブログ

    なんとなくブログを書かない日が続いたが、ネットから消えたわけでもなく、それなりにこの日々だらだらとツイッターには書いていたりした。何も書くことがないわけでもない。ということで心に引っかかっていた、そのことを少し書いてみようとかとも思うのだが、そう言い出してみて、やはり気は重い。 その一つは、れいの「黒子のバスケ」脅迫事件である。 「黒子のバスケ」というアニメ(実は私もたまに見ることがあるし、コミックも持っていたりもする)と簡素に説明をするにもどうするかなと思って事実関係を見直そうとニュースを見直す過程で、早々にウィキペディアに項目があったことを発見した(参照)。事件を知らない人で知りたい人がいたら参考にするとよいだろう。 当初このニュースを私が聞いたとき、作者に個人的な怨みのある人物の犯行ではないかと思ったが、少し関心をもっただけでそういう印象は消えた。むしろ、なにか社会的なメッセージ性の

    TZK
    TZK 2014/03/25
    なぜだか結論がすごくせつない。
  • 人を不幸にする50の理由: 極東ブログ

    先日、英語版のLifehackで「人を不幸にする50の理由」というネタを見かけた(参照)。これってそのうち日語のサイトにも掲載され、それなりに話題になるのかなと思っていた。がその後特に見かけなかった気がする。どうでしょ。 そのままパクるのもどうかと思うので、50項目に適当に自分のコメントでも付けてみるかな。訳も適当な意訳なんで、気になるかたはリンク先を当たってみて。 さて、何が人を不幸にするのでしょうか。 1 心配事がある(You worry.) それはそうかな。ただ、心配事をなくせというのも無理な相談。 2 思い通りにいくと思い込んでいる(You hold onto the perceived idea of control.) 無理なことはあるし、そもそも他人の思いというのは、どうにもならない。 3 人を恨んでいる(You hold grudges.) 特定の怨みというより、社会正義

  • 年取って学んでも意味ないとも思うけど、学ばないと社会の害になりかねない。そこでお勧めの三冊なども。: 極東ブログ

    先日、ぼやっとツイートしたのだが、「年取って学んでも意味ないとも思うけど、学ばないと社会の害になりかねない」ということ。あとからぼんやりいろいろと考えた。 まず、ネット的な文脈で言うと、誰かを批判するという意図はまるでない。つまり、あいつは年取って学んでないから社会の害だとか非難・糾弾する気はない。なにより、自分について思うことだ。 もうちょっと言うと、僕なんかもいろいろや雑誌を読んだり、英語のサイトとか読んだりしているけど、基、知的関心からで、さほど「学ぶ」という意識があるわけでもない。気になることは調べるかな、というくらいだ。ただ、その調べるかな、ということが普通の知的関心で済む範囲をちょっと超えるあたりで、「学ぶ」という感覚が起きる。普通に、高校生が「生物」や「地理」を学ぶというくらいの感覚だが。 そこで、じゃあ、実際にそうして「学ぶ」ということをして、社会の害になるのを若干免れ

  • 例の格安ホームベーカリーを使ってみた: 極東ブログ

    ホームベーカリーというのは、格安機でよい、というのが持論である。基性能さえよければ、ごたごたした機能は要らないと思うのである。補論をすれば、どんなに高性能機でも、釜の経年損傷はたいして変わりなく、では釜とコネ羽根の交換となると、8000円くらいかかったりして、新規製品を一台買うのと価格的にあまり変わりない。つまり、格安といっても1万円を切るくらいな製品を想定していた。 ところが、これ、なんじゃあ、3580円。 こんな値段でホームベーカリー、そもそも、出来るのかあ? これ、「【Amazon.co.jp限定】 TWINBIRD 焼いもメニュー付きホームベーカリー PY-4436AZ 【フラストレーションフリーパッケージ(ffp)】 PY-4436AZ」(参照)。 いくらなんでもそれはないだろ、と思ったが、それがダメもとの興味をかき立てて、えいやと買ってみた。どうか。いや、そのまえに一回、パン

  • 極東ブログ10周年: 極東ブログ

    この「極東ブログ」というのを書き始めて、10年が経った。ちょうど10年になったのは、一昨日、8月15日のことで、その日に合わせて10周年の感想でも書こうかとも思ったが、なにかうんざりした思いがして見合わせた。言うまでもないが、8月15日はいわゆる終戦の日で、このブログも10年前、その日を意識して始めたものだった。 今はどうかというと、終戦の日とされている8月15日にはもうなんの関心もない。まったく関心がないわけではなく、しいていうと、うんざりしている。そこに至る経緯はこのブログでも書いてきた。もう少しわかりやすい形で自著『考える生き方』にも書いた。それでもう十分だと思う。それ以上に僕がとやかく言っても伝わらない部分は伝わらない。もしかすると100年後ぐらいには、もっとまともな日になってそのころの日人の認識も変わり、終戦記念日が来のあるべき日に移ればいいのではないかとも夢想する。別にそ

  • [書評]「ブッダ」(手塚治虫): 極東ブログ

    Yahoo!ブックストア」で2013年6月4日まで、手塚治虫の「ブッダ」全14巻が無料で読めると聞いて、ああ、懐かしいなと思った。ニュースをざっと見ると、アンドロイド端末アプリを使うらしいので、持っているけど、あれで漫画を読む気にならないと思った。が、ふと気になってもう一度見ると、iPhoneアプリにも対応しているらしい。それでも画面が小さくて読む気にはならないが、もしかしてiPadで読めるのかもと思って試したら、読めた。そして、つらつら14巻を読んだ。他に、「火の鳥」全16巻と「ブラック・ジャック」全22巻も同期日まで無料らしい。そちらはいくつか覗いてみた程度。 手塚治虫の「ブッダ」が、潮出版社の少年漫画雑誌「希望の友」に連載開始されたのは1972年のこと。僕が中学二年生の時だ。すでにその頃、僕は亀井勝一郎の「親鸞」(参照)とか、鈴木大拙の「日的霊性」(参照)や梅原猛の「地獄の思想」

  • 自分が負け組であることを受け入れていくために必要なこと - 狐の王国

    この1週間ほどたいへん調子が悪い。先月二度も中毒になり風邪を引いた余韻なのか、なにやら肩やらなにやら体がこわばって何事にも集中できずにいる。こりゃダメだ、となって先月日から届いた荷物に入っていたを一冊取り出し、ベッドに寝転んだ。 そのを読み進めていると、すうっと肩のこわばりがほぐれていった。 55歳の著者。その人生を「からっぽだった」と表現する。人生の意味などなかった気がすると。自分はダメな人間なのではないかと不安になり、そして受け入れ、「それはそれでいいんじゃないか」と肯定する。 55際。団塊ジュニア世代の自分よりずっと年上の著者。アルファブロガーと呼ばれる人々の中でも筆頭に挙げられる人物。極東ブログ主宰、 id:finalvent 氏。 考える生き方 作者: finalvent出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/02/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入

    自分が負け組であることを受け入れていくために必要なこと - 狐の王国
  • 振り込め詐欺はなくならないだろうと思った: 極東ブログ

    先月、警視庁が「振り込め詐欺」の新名称募集をツイッターでしていた。何に決まったのかとちょっと関連のニュースを見たが、まだ決まってはいないらしい。「振り込め詐欺」では多様な詐欺実態に合わなくなったこともあるだろうが、警視庁としては、ネタとして盛り上げて社会に注意を促したかったのだろう。とはいえ私としてはそれほど関心のある話でなかった。 以前は「オレオレ詐欺」と呼んでいたように記憶している。昔から親族をいつわった詐欺というのはあっただろうが、2004年頃から、ある程度組織的に「オレオレ詐欺」のような詐欺が展開され、社会問題となったのだろう。 それしても、と当時思った。世の中には、子供や孫が「おれだよ」とだけ言って、親や祖父母に電話して金を無心するというのがあるのかと、うらやましかった。 私は、そもそも親に「おれだよ」とか電話したことはない。ではどう電話するかというと、名前を名乗る。それが普通だ

  • 君が歩くのを待っている - finalventの日記

    困っている自分を見つけて、かまってくれる人には2タイプいる。助けてあげたい、と思わせたり、こうしたら良いよ、とアドバイスをくれる人。そのやり方はやめなさいと叱ってくれる人。両方とも、うまい方法を言葉で教えることだけで、その人の困難に具体的に関わろうとはしない点で似ている。人は言葉だけ変えられる、という欺瞞に満ちている。 何もしてくれない人よりも随分親切みたいだ。わざわざ自分の時間を使って、相手のために労力を割いてくれるみたいに見える。かまってくれるだけでありがたい。ただ問題に気付いていないだけの時や、ちょっとしたコツが分からない程度の時には、そういう人の言葉が多少は効果的になる。あんまり強い言い方や、人前で批判されると、心が閉じてしまうけど優しそうな言葉なら優しい人を演じられる。自分よりも弱い人を見つけて、アドバイスを装って自分を満足させようと寄ってくる人は論外だ。そういう人は、親切そうに

    君が歩くのを待っている - finalventの日記
  • [書評]統計学が最強の学問である(西内啓): 極東ブログ

    統計学をその「意味」の視点からこれほどわかりやすく解説した書籍はないのではないか。「統計学が最強の学問である」(参照)という表題は挑戦的だが、実際、後半部の応用分野との関わりの解説に力点を置いて読むならなら適切とも言える。しかしなにより、統計学をわかりやすく解説した入門書としてすぐれている。現代人ならどうしても統計学の基礎知識は必要となるので、そういう点からも必読書と言ってもいい。 書の内容は、cakesに連載されていたもので、私も連載当初から読んでいた。語り口が豊かでまた逸話も面白く、オンラインの読み物としてもすぐれているのだが、中盤の回帰分析の説明あたりから、これは集中して読んだほうがいいなと思い直し、年末から正月、Kindle PaperWhiteのブラウザー機能に落とし込んで読んだ。ある程度、濃密なコンテンツになると依然、書籍というのは有利なもので、この連載が書籍化されるなら、早

  • Kindle Fire HD リターンズ: 極東ブログ

    その後のKindle Fire HDはどうかって? それが意外にも奇跡の復活だよ。Kindle Fire HD リターンズ! どうやって短期間に10キロも痩せたかって? 違う。もともと太ってないよ。どうやってあのダメダメのくそくそのKindle Fire HDが復活したのか。キリストの奇跡ってか。そもそも、あれ、復活したからってどうなるものじゃない、のでは? まあ、そう矢継ぎ早に言われても困るな。番号を札を取ってそこの自動のお茶サービス機で玄米茶でも飲んで一息ついて……いや、そんなに待つことはない。 まず、諸問題の根源がどこにあったかだ。 単体で使う分にはいい。グッドならラジカセだ。 でもそれだったら、Kindle Fire HDの意味ないよなあ、ということだった。なんなのこのナンセンス。値段以外、最初からNexus 7に負けているじゃないか、ということだった。 クラウド側に問題があるのだ

  • ついでにというか - finalventの日記

    ついでにというくらいの意味しかないけど。 これ⇒「思っていたほど頭がよくなかった」は賢い人が必ず出会う絶望 彼がアドバイスしたのは反吐が出るような自己承認を延命するやり方です。 というのがわからんと言えばわからなん。まあ、わかると言えばわかる。 わかる面からいうと、「対象に反吐が出る」というのは、「僕ちゃんはピカピカ」「あたしはキラキラ」という自己主張。これ、5.15の青年なんかもそうだし、日の近代の病気みたいなものなのな。黒歴史があるからよくわかるけど、その部分では。 で、これ、全然だめなんだよ。 じゃあ、「自己承認を延命」してていいのかよ、というと、他者との境界が明確なら、別に自己承認を延命して90歳を迎えてもいいんですよ。 いきなり質を言うと、だから、問題は、「自己承認」じゃなくて、「他者との境界」というか、調和状況の維持なわけですよ。 だからその、つまんねー元ネタに戻すと、「思

    ついでにというか - finalventの日記
  • 「うる星やつら」の思い出: 極東ブログ

    また楽屋落ちみたいな話からだが、cakesで書いている書評の、今回は「めぞん一刻」(参照)が公開された。前・中・後と3回に分けていて今回はその前編分。「めぞん一刻」の紹介説明な部分。書評はできるだけこれから読む人のガイドも兼ねたいと思っているので、基ストーリーや主要人物、要点などをまとめようと思っている。 「めぞん一刻」は単純なラブコメとも言えるのでさくっとまとめてもよいのだが、ちょっと思い入れがあって紹介部分からして重くなってしまった。ネットメディアに重たい文章もなあと思ったが、今回は特例で3回に分けて掲載ということなった。こういう部分は書き手としては嬉しいが、ブログとも違い、あまりそれに甘えてもいけないとも思った。 「めぞん一刻」の話はそちらでということなのだが、今回全巻を数日かけて読み直しながら、並行して書かれていた「うる星やつら」も気になっていた。特に、あれっと思ったのは、「めぞ

  • 現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ: 極東ブログ

    現下の中国についてどうなんですか、ブログ書かないんですかと問われて、まあ、それほど予想外のことはないし、実は予想していることは別にあるんだけど書くと物騒なんで、どうしようかなと思っていたけど、ちょっと概要的な部分をメモしておきますか。 まず、今回の中国の反日暴動の原因なのだけど、これはいうまでもなく政治的な裏がある。こんなのは陰謀論とか部類にも入らないイロハな話だけど、問題はどういう政治的な構図なのかというより、どういう具体的な力学というのが、まだはっきり見えない。 構図については大ざっぱに言えば、このところ勢力を固めて院政が敷けるかと思っていた胡錦濤と共青団へのバックラッシュであり、太子党や軍、地方勢力といった個別利権の政治勢力との対立がある。ではどういうふうに対立しているか。 この部分についても存外に単純で、中国共産党第18回大会で、現行9名の政治局常務委員を共青団に有利な7名体制にす

  • 最終餃子: 極東ブログ

    「夢も希望もない?」 「ないですよ。しょぼーんという感じ」 「餃子をうといいよ」 「餃子ですか?」 「作ろうか?」 「簡単に作れるもんですか?」 「じゃ、最終餃子」 材料 豚ひき肉 120g ネギ 1 市販の餃子の皮 20枚くらい 塩とコショウ 「これだけ?」 「これだけ」 1 塩コショウを入れてよく練る 豚ひき肉をボールに入れ、塩小さじ1/2、コショウ適当(ちょっと多めくらい)。これを竹べらでよく練る。 あわてず、竹べらで潰すように練っていく。粘りが出て、脂身の白いところが均質になるくらいまで気長に練る。 2 ネギのみじん切りを作る ネギのみじん切りはいろいろな方法があるけど、断面が十字になるように包丁を入れて、端からざくざくと切っていくといい。 「あまりみじん切りって感じじゃないような」 「別にかまわないよ。むずかしかったらスライサーでもいいよ」 3 みじん切りのネギと練った豚ひき

  • 2015年の春ごろに日本消沈: 極東ブログ

    大阪維新の会による「維新八策」最終案の全文(参照)が出たので読んでみたのだが、正直、皆目意味がわからなかった。なにより、日銀改革に言及してない点が不思議ですらあった。自分の理解が至らないのでなんだが、その他の点でも新味はなく、政権交代時の民主党のような威勢の良さだけで押すなら、現在の民主党のように躓き、政治の第三極とはならないだろう。 むしろ、自民党党首選に臨む安倍元首相のほうがこのところ、日銀改革について明確に言明していることを確認した。その点で今回は支持したい気もしないではないが、身体的に首相職に耐えられるとも思えない。そこは可哀想だなと思うが、自民党全体の動向を見ていると、安倍さんがいくら頑張っても思うようなまともまりにもならないだろう。それでいながらまたぞろ反・安倍勢力のデマが飛び交うのもげんなりする。 日政治はどうなるのか。わからないといえばわからないが、わかる部分もある。わ

  • [書評]別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁(佐野眞一): 極東ブログ

    佐野眞一が連続不審死事件の木嶋佳苗被告を描いた。それだけの理由で書「別海から来た女 木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁」(参照)を読んでみた。北海道の開拓地、別海に視点を求めるところには、まさに佐野らしい技芸があると思える反面、こいつはサイコパスではないかと端から切り捨てているような扱いもあり、以前の佐野とは違う感触もあった。率直なところ、別海という土地の重みがそれほどうまく書のテーマに統合されていないこともあって、後者の違和感が気になった。 木嶋佳苗被告による連続不審死事件では、インターネットの婚活サイトを利用した結婚詐欺に加え、練炭自殺を偽装して殺人が行われたと見られている。2009年9月に発覚し、裁判員裁判により2012年4月13日さいたま地方裁判所で死刑となった。一見して美人でもない女性がインターネットを使って結婚詐欺に及んだことに加え、やすやすと殺人を展開していくことから世間の話題に