原発事故作業員の拠点 初公開 11月11日 17時1分 東京電力福島第一原子力発電所の事故から8か月になる11日、事故現場で復旧作業に当たる作業員の活動拠点「Jヴィレッジ」が初めて報道関係者に公開されました。 Jヴィレッジは、福島第一原発の南、およそ20キロにあるサッカーの練習施設で、事故の収束作業に当たる東京電力や自衛隊などの関係者が活動拠点として利用しています。これまで、作業の妨げになるなどとして報道関係者の立ち入りが認められてきませんでしたが、原発が安定してきたことなどから、事故から8か月になる11日、初めて公開されました。施設の中では、東京電力の社員の案内で、「ホールボティカウンター」と呼ばれる作業が終わったあとに内部被ばくを測定する設備や、全面マスクや防護服を貸し出す場所、それに作業員が寝泊まりする寮などを3時間余りにわたって見て回りました。このうち放射性廃棄物を集める場所には、