インテルは2008年7月16日,ノート・パソコン向けプラットフォーム「インテル Centrino 2 プロセッサー・テクノロジー」を発表した(写真1)。構成要素となるCPU,チップセットおよび無線LANモジュールを一新。企業向け機能の目玉として,スリープ状態でも無線LANを通じた遠隔操作を可能にするなど管理性を向上させた。 Centrino(セントリーノ)は,インテル製CPUとチップセット,および無線LANの組み合わせで一定の条件を満たすプラットフォームを指すブランド名。2003年デビュー時のPentium Mベースから5世代目に当たり,今回初めて「Centrino 2」とブランドとしてのバージョンを上げた。個人向けではBlu-rayの再生支援,企業向けではvProの強化の2本柱がメジャー・バージョンアップの理由だ(写真2)。 無線LANは450Mビット/秒対応に,モバイルWiMAXは来夏