日本で初めてとなる月面着陸を目指す探査機が、今月29日に打ち上げられるのを前に、開発の責任者が会見し「打ち上げ後も月着陸までの運用が大変な道のりなので、全力で頑張りたい」などと意気込みを語りました。 打ち上げられるのは、JAXA=宇宙航空研究開発機構などが開発した、2機の小型の探査機で、それぞれの開発責任者が、探査機のミッションについて説明しました。 このうち「OMOTENASHI」は、日本初の月面着陸を目指します。 時速およそ180キロで月に衝突させて着陸したあと、地球に電波を送るのがミッションです。 探査機には、衝撃を吸収する緩衝材を入れるなど、複数の対策が施されていて、将来の月探査を見据え、小型化や軽量化などにも役立てるねらいです。 もう一つの「EQUULEUS」は、月の裏側にある特殊なエリアへの到達が目的で、宇宙開発上の重要な場所に、効率よく飛行できるかを確かめます。 探査機はいず