回転ずしチェーンの「かっぱ寿司」を運営する「カッパ・クリエイト」の社長が、以前勤めていたライバルチェーンの営業秘密に当たるデータを不正に持ち出したなどとして、警視庁は、不正競争防止法違反の疑いで社長の逮捕状を取りました。30日にも逮捕する方針です。 捜査関係者によりますと、「かっぱ寿司」を運営する「カッパ・クリエイト」の田邊公己社長(46)はおととし、競合する別の回転ずしチェーン「はま寿司」の営業秘密に当たる情報を不正に持ち出したなどとして、不正競争防止法違反の疑いがあるということです。 警視庁は去年、「はま寿司」からの刑事告訴を受けて捜査を進めていましたが、仕入れ値に関するデータを不正に持ち出した疑いなどで社長の逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材で分かりました。 社長は、かつて「はま寿司」の役員を務めていて、おととし、その親会社から、「カッパ・クリエイト」の顧問に転職し、副社長を経