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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (37)

  • 情報統制が誤解を生む

    国境なき記者団(Reporters Without Borders)が"Censorship tells the wrong story"(検閲は事実と異なる物語を伝える)という広告を発表したそうなのですが……百聞は一見にしかずということで、まずはご覧下さい: ■ Reporters Without Borders: Obama/Clinton (Creativity Online) 絶妙なところに掛けられたモザイクが……非常に誤解を生みますね(笑)。もうひとつ、ロシアのプーチン首相のバージョンも: こちらも非常に、非常に誤解を生みます。余計な検閲や情報統制は、事実を歪めて伝える結果にしかならない。当たり前の話なのですが、この広告は改めてその意味を表している広告ではないでしょうか。しかも強烈なインパクトのある形で(笑) 残念ながら東日大震災後の日は、まさにこの広告が示しているような状況

    情報統制が誤解を生む
    abyssgate
    abyssgate 2011/06/29
  • 説明省略ギプス

    ネタです。まさしく説明不要!なギプスのアイデア: ■ Illustrative slings show how that arm got broken (reaction) ケガをして友人の前に現れると、何度も「ケガをした理由」を説明しなければなりませんよね。しかしこのギプス(正確にはスリング、つり革ですが)なら、見せるだけで後は説明不要。すぐに普段の会話に移れる……前に大爆笑されるでしょうが、意外に実用的なアイデアかもしれません(もちろんこんな大ケガをすることが頻繁にあったら困るけど)。 ザッピングのブログパーツに関しまして 現在、 ザッピングの旧アドレスのブログパーツを貼っているブログ・サイト様につきまして、 他のページにリダイレクトされるという現象が起きております。 こちらは、ブログウォッチャー社における、内外の要因によって、 旧ドメインが失効してしまい、 第三者に取得されてしまって

    説明省略ギプス
  • 毎日新聞の真の敵は、新聞業界なのではないか

    しつこいようですが毎日新聞・WaiWai 問題です。ネット世論の攻撃が収まらず、「毎日jp」の閉鎖まで考えている、という報道まで出ています: ■ 毎日新聞、反発を受けてオンライン版「毎日jp」の閉鎖を検討 (Technobahn) この真偽は別にして(実は反論もあったようです)、 毎日新聞の営業関係者によると、事態が一向に沈静化しないことに関して、ここにきて上層部の間においても問題の余波を懸念する動きが拡大。しかし、6月28日には社として正式な謝罪を行い、関係者の処分を含む対応策の発表は行ったということもあり、この上、何ができるのか対応策には苦慮しているとしている。 同じ関係者は「WaiWai」の一コーナーの問題がここまで大問題化した背景には反毎日的世論を形成しようとする敵対勢力の存在があるといった陰謀説も社内ではまことしやかに噂されているとも述べた。 と、陰謀論まで囁かれているとのこと。

    abyssgate
    abyssgate 2008/08/14
    不自然なほどマスコミに取り上げられない事件のほうが、ずっと記憶に残るもんだし
  • いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか。

    かつて勤務していた地方の県では和歌山と同様、道路建設が最大の関心事だった。その県の関係者がこんなことを言っていた。「道をつくるのは福祉事業みたいなもの。それ自体が目的で、おまけで車が走れるということだ」と。これは道路特定財源関連法案の再可決を目指す紀伊半島1周行進のゴールで仁坂知事が話していた「財源をカットし、投資をしなければ必ず生活は悪くなる」という話に通じるものがある。 ■ 【紀州路から】道路つくって生活は豊かになった? (MSN産経ニュース) から抜粋しました(太字は引用者)。国民の過半数から支持を得ていないのに、地方の政治・行政関係者が頑なに道路建設を守ろうとするのは、「建設」それ自体が地域経済に与えるプラス効果を維持したいからだというのは良く指摘されるところです。しかし「おまけでクルマが走れる福祉事業」という表現があまりにも適切で笑ってしまいました。 しかしこの記事でも指摘されて

  • ロイター、ニュース配信用APIを公開

    地味なニュースですが、インパクトは大きいかもしれません。皆さんご存知のロイターが、記事配信のためのAPIを公開したとのこと: ■ Reuters Frees Content with New API ロイターラボ(Reuters Labs)が公開したAPIについて。通信社がラボを開設しているというのも驚きなのですが、ロイターが配信しているニュースを、API経由で取得可能とのこと(ただし非商業利用に限る)。このAPIを使用したサンプルとして、こんなページも登場しています: ■ Stingray Engineering: Reuters Spotlight API Demo サンプルはよくあるブログパーツのような感じで、特に目新しさはないのですが、ロイターのニュースを自在に設置できるというのは嬉しいですね。残念ながら僕はプログラミングの知識がないので、このAPI自体の使い勝手などといった評価は

  • POLAR BEAR BLOG: Google は社内でどんなツールを使ってるの?

    Enterprise 2.0 という言葉が作られるなど、WEB2.0的ツールを企業内で使うことが一般的になっているわけですが、それじゃ Google はどんな社内ツールを使ってるんだろう?という興味を満たしてくれる記事がありました: ■ The Tools Google Uses Internally (Google Blogoscoped) 元ネタはこちらのエントリに掲載されているもの(詳細なPDFファイルはこちら)で、KMWorld Magazine が主催したイベントで発表されたプレゼン内容とのこと。Google 社員の Naveen Viswanatha という方が、いくつかの社内ツールを紹介してくれています。早速どんなものか、というと: < Google Projects > プロジェクトに関係するタスクや資料を一覧表示する、ダッシュボードのようなツール。上の方にあるタブに「My

    POLAR BEAR BLOG: Google は社内でどんなツールを使ってるの?
  • POLAR BEAR BLOG: WEBデザイナーが参加しておくべき63のオープンコースウェア

    ご参考にどうぞ。WEBデザイナーの方々に役立つ知識が学べる、オープンコースウェアを60以上も集めた記事です: ■ 60+ Killer Open Courseware Collections for Web Designers (College Degree.com) 残念ながら海外の大学ばかりなのですが、役立つ知識が見つかるかもしれません。蛇足気味に、コースのタイトルと大学名だけ列挙しておきます: 【入門編】 コンピュータ入門 (Berkeley) ウェブデザイン入門 (Indiana University) マルチメディアとワールド・ワイド・ウェブ (DePaul) ウェブページ・オーサリング (Sofia) ウェブデザイン (Miami Dade College) WWWとHTML入門 (University of Minnesota) HTML編 (University of

  • 問題に立ち向かう、全ての人々に『感染地図』

    この物語には、致死的な細菌と、急成長する都市、そして天賦の才を持った二人の男という四つの主役が登場する。百五十年前のある一週間、底知れぬ恐怖と苦痛に見舞われたロンドン、ソーホーにあるブロード・ストリートで、この四つの主役たちは交差した。 ―― 『感染地図』の「はじめに」より 最近、面白いに出会える確率が高くて嬉しいのですが、この『感染地図』も非常に面白い一冊でした。2月の段階で早くも「2008年のベスト3」にランクイン確実なほど。いや、冗談抜きでハリウッド映画化されても驚かない、ってぐらいのスリルと感動を味わいましたよ。 話のメインになるのは、1854年のロンドンで起きたコレラの大流行。この大惨事に対し、2人の主人公――医師のジョン・スノーと牧師のヘンリー・ホワイトヘッド――が立ち向かい、原因をつかむまでの1週間が描かれます。その背景知識として、「150年前のロンドンはどんな街だったか」

  • Google Docs に「アンケート収集機能」登場

    Google Docs に新しい機能が追加されました。今回は、メールなどを通じて簡単にアンケート取ったりするのに便利な「フォーム機能」とのこと: ■ Stop sharing spreadsheets, start collecting information (Official Google Docs Blog) スプレッドシートを作成した場合のオプションで、作成したファイルに直接書き込んでもらう代わりに、入力フォームを通じてデータを入れてもらうことが可能になる機能です。早速試してみました: 【その1】 入力項目を決め、列に項目を設定します(※行に並べないように注意)。上の例では、入力者の名前を入れる項目と、候補日を入れる項目3つを設定しました。 ***** 【その2】 "Share"のメニューを選択すると、"to fill out a form"というラジオボタンが表示されますので、こ

    Google Docs に「アンケート収集機能」登場
  • 「授業検索エンジン」で、90分の授業が10分に!

    週末なので軽いネタで。しかしこれはうらやましいネタ。僕が学生のときに、こんな技術が完成していて欲しかった……: ■ MIT Lecture Search Engine Aids Students (ScienceDaily) MIT (マサチューセッツ工科大学)の CSAIL (コンピュータ科学・人工知能研究所)が開発した、「授業検索エンジン」について。授業検索といっても、自分のレベルにあった授業が探せるというわけではありません(そんな技術も欲しいですが)。検索するのは「授業の内容」。音声認識技術を活用し、講師が話した内容をキーワードで検索できる技術とのこと。現時点で既に200以上の授業が検索可能になっているそうです。 さっそく試してみましょう: ■ MIT Lecture Browser こちらが公開されている検索サービス。試しに「Japan」で検索してみました: ということで、6件の授

    「授業検索エンジン」で、90分の授業が10分に!
  • POLAR BEAR BLOG: 「クリーンな水平分割」がウェブデザインの最新流行?

    海外の WEB2.0 系サイトのデザインを見ていると、どこかしら似ていると感じることが多いと思います。「カドが丸い」「ロゴが反射している」などなど、これまでも様々な点が指摘されてきましたが、最近のトレンドは「クリーンな水平分割」なんだとか: ■ Analysis of Web 2.0 Design & Layout Trends – Part 1: Clean, Colorful and Horizontally Divided (StyleIgnite.com) 「クリーンな水平分割」とは、StyleIgnite による造語。しかしこの表現がピッタリだということは、例に挙げられているサイトを見れば一目瞭然です: ■ shoeboxed.com 上の画像は、現時点でのキャプチャ。画面全体が大胆に水平分割されていて、余白スペースも大きく開けられていますね。まさしく「クリーンな水平分割」。 念

    POLAR BEAR BLOG: 「クリーンな水平分割」がウェブデザインの最新流行?
  • デジタル化された現実、の再現実化?

    こういう発想はいいですよね: ■ Desktop Folders for your Walls (swissmiss) 現実世界の「フォルダ」をデジタル化したイメージである「フォルダ」を、再び現実に持ってきたら……という発想。元情報のサイトがドイツ語のため、商品化されているのかどうかは分かりませんが、壁にPCデスクトップを再現できるセットです。 ちなみに「ごみ箱」を置けば、この通り:

    デジタル化された現実、の再現実化?
  • POLAR BEAR BLOG: 「嫉妬は可能性の表れである」

    棋士の谷川浩司さんが書かれた『構想力』を読了。僕は特に将棋ファンというわけではないのですが(子供の頃はやっていました)、何事であれ優れた結果を残している人がどんな思考回路を持っているのか知るのが好きなので、こういったはたまに読むようにしています。 個人的には、Amazon書評でもあるように、ちょっと「ビジネスにも使えますよー」的な臭いが鼻につきました。突然「この考え方はビジネスにも応用できると思うのだ」と言われる場面が数回あるのですが、そんなことを言われなくても、十分参考になるアドバイスを仰っているわけで。あぁ、出版側(角川書店)から「ビジネスマンにも受けるように!」みたいな指導があったのかなと感じています。 ま、それは「玉にキズ」的なもので、書に登場するアドバイスが「玉」であることは間違いありません。谷川さんの言葉を「○○するためのライフハック」的に並べてしまいたい誘惑に駆られる

  • 「ネガティブな態度」は感染力が強い

    「悪事千里を走る」と言いまして、昔から悪いウワサは広まりやすいものと知られていましたが、科学的にもそれが証明されたそうです: ■ Negativity Is Contagious, Study Finds (ScienceDaily) Indiana University の研究者たちが行った調査について。まず被験者に新製品の情報を見せ、他人の意見を聞かずに自分の評価を行ってもらいます。次に他の被験者たちがどんな評価を下したのかを明らかにし、最初の評価からどんな変化が現れるかを確認したところ、悪い評価の方が他人に及ぼす影響力が強いという結果が出たとのこと。怖いのは、「いいな」と思っていた人が「ダメかも」と思うようになるだけでなく、「ダメかも」と思っていた人は「最悪!」と感じるようになる――つまりネガティブな意見は、他人のネガティブな気持ちを強化する力もあったとのこと。 この結果を受けて、研

    abyssgate
    abyssgate 2007/10/07
  • お気に入りが生産中止、でも大丈夫。

    日経MJで、女優の壇ふみさんがコラム「ありがとうございません」を書かれています。いつだったか日付は思い出せないのですが、最近こんな話がありました: 長年愛用していた化粧品が、突然生産中止になってしまった。自分の肌に合うものだったので、代わりとなるものがなかなか見つからない。実は別のお気に入り品も生産中止になったばかり。自分と一緒に添い遂げてくれる化粧品ってないものなのだろうか ―― 僕は男なので、「自分の体質に合った化粧品が突然なくなってしまう辛さ」というものは実感できないのですが、確かに気に入っていた製品が生産中止になってしまうと大変ですよね。僕の場合は文房具でその傾向が強いのですが、愛用品の代替となるものって、探したってすぐに見つかるものではありません。そりゃメーカーだって慈善団体ではないから、利益のあがらない製品を打ち切ることを理解できるのですが、もうちょっとファンを大切にしてくれて

    お気に入りが生産中止、でも大丈夫。
  • POLAR BEAR BLOG: 「やる気」は後からついてくる

    「やる気」を出すための最高のテクニックは、実は「やる気」を出そうと思わないこと、なのかもしれません。 ITmedia さんから『「なまけ心」に効くクスリ プロカウンセラーが教える「ダメな自分」の救い方』という新刊書をいただいて読んでいるのですが、これがなかなか面白い。Q&A形式で様々な悩みにアドバイスが提示されるようになっていて、モチベーションを上げるためのライフハック集といったところです。 例えば「家事をする気が起きず、なまけてしまう」という悩みに対する回答で、以下のようなアドバイスがされています: それでも「やる気が出ない」というなら、「やる気にならないとできない」と思っていること自体が間違いだと言いたいです。こういった悩みを抱える人に対する代表的な心理療法で、『森田療法』というのがあります。1920年代に精神科医の森田正馬先生によって提唱されたもので、分かりやすく言えば、「感情を意識

  • 「特価!222円が211円に!」と「特価!199円が188円に!」ではどちらがお得?

    長ったらしいタイトルでしたが、小ネタです。改めて質問を書いてみると、 通常価格222円のところ、日限り211円で発売 通常価格199円のところ、日限り188円で発売 のどちらがお得に感じますか?と言ってもどちらも11円の値引きなので、正解は「同じ」となるはずなのですが、人間の心はそう感じないようです: ■ Sales Prices: How Right Digits Affect Perception of Discounts (ScienceDaily) クラーク大学の Keith S. Coulter さんとコネチカット大学の Robin A. Coulter さんによる研究結果について(ちなみに Journal of Consumer Research の2007年8月号に論文が掲載されているとのこと)。それによると、価格の右側にある数字(すなわち1の桁や10の桁にある数字)が小

    abyssgate
    abyssgate 2007/09/11
  • 広告は必要ない、だから宣伝っぽいものは無視される - POLAR BEAR BLOG

    そう言われればその通りの話なんですが、「宣伝っぽいコンテンツは無視される」ということが実証されたそうです: ■ Fancy Formatting, Fancy Words = Looks Like a Promotion = Ignored (Jakob Nielsen's Alertbox) タイトルを訳すと「フォーマットに凝る=宣伝に見える=無視される」という記事。「U.S. Census Bureau (国勢調査局)のホームページにアクセスして、アメリカ合衆国の現在の人口を確認して」とお願いしたところ、なんと86%の人々が情報を見つけられなかったそうです。そんなに見つけにくい位置にあったのか、と思いきや…… この画像、Census Bureau のトップページなのですが、ご覧の通り画面右上にデカデカと書かれています(Data Finders 欄の"Population Clocks"

    広告は必要ない、だから宣伝っぽいものは無視される - POLAR BEAR BLOG
  • ソフトではなく「サービス」としてのATOK

    今夜は「ATOKはてな便利ツール体験会」にお招きいただき、参加してきました。体験した便利ツールとは、「ATOK ダイレクト for はてな」という代物。明日正式発表があり、ATOK の登録ユーザーであれば無償ダウンロードできるようになるとのことですので、ATOK ユーザーの方々はチェックしてみて下さい。 (8/29追記:公式ページがオープンしていました) で、「ATOK ダイレクト for はてな」とは何ぞや?ということなのですが、簡単に言はてなAPIを通じて ATOK と「はてなダイアリーキーワード」を直結し、ATOK から直接キーワード情報を閲覧できるようにする、という仕組み(全然簡単に言えてないですね)。例えば以下の画面は、「注目のキーワード」を引っ張ってきたところ。このスクリーンショットを取った時点でのランキングが、そのまま表示順序となって現れています: これは「注目のキーワー

    ソフトではなく「サービス」としてのATOK
  • 売ります ― 8月25日午後3時44分、100円で

    突然ですが、「8月25日午後3時44分を100円で売ってこい!」と言われたらどうしますか?その1分間自分が働く、とかいう意味ではなく、当に8月25日午後3時44分という「瞬間」を売るという意味です。そんなもの売れるわけがないと思いきや、こんなサービスがあるそうです: ■ MyMinute.org - freeze your time このサイトでは、1年間のうちの任意の1分間を、1ユーロで購入することができます。買ってどうするの?ということなのですが、購入者には専用のページが与えられ、そこに画像や動画、説明文をアップすることができます。例えば自分の結婚式で、指輪やキスを交わした瞬間の1分を購入し、そこに思い出の画像を掲載する……といったイメージ。トップページのタグラインには、こう書かれています: Which was the best minutes of your life? Freez

    売ります ― 8月25日午後3時44分、100円で