11月14日、岐阜県の長良川沿いの町、関市小瀬で暮らす足立陽一郎さんはこれまで常に、鵜(ウ)と生活を共にしてきた。写真左はウの首や体に巻いたひもにつながっている手縄(たなわ)をさばく足立さん。9月8日、岐阜県関市小瀬の長良川で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [岐阜県関市 14日 ロイター] - 岐阜県の長良川沿いの町、関市小瀬で暮らす足立陽一郎さん(48)はこれまで常に、鵜(ウ)と生活を共にしてきた。幼少期には家で飼っていたウが死ぬたびに涙を流したという。 足立さんは現在でもウの世話を熱心に続けている。毎朝、鳥屋の籠からウを出しては細長い首をなで、健康状態を確かめ、信頼関係を深めている。 「私にとって、ウは仕事の相棒みたいなものだ」 足立さんは「鵜匠(うしょう)」の家系の18代目だ。現在、日本全国でおよそ50人が、約1300年続く鵜飼いの伝統を支えている。鵜飼い
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