政府・与党が目指す農業改革のうち、五つの政策について個別に賛否を聞いたところ、大規模農家を増やすことに「賛成」と答えた人は73%で「反対」の17%を大きく上回った。コメの生産量を減らす「減反」を廃止することについても、「賛成」が79%に上るなど、国民の多くが抜本改革を支持していることが分かった。 農地の売買に関する規制を緩和し、企業が農地を所有しやすくすることに「賛成」は64%、「反対」は23%。農協の全国組織が地域の農協を指導、管理する仕組みをやめることに関しては「賛成」76%、「反対」11%だった。 コメ作り中心の農業から、野菜や果物などの栽培に変える「転作」を進めることについては、「賛成」78%、「反対」11%だった。