ブックマーク / xtrend.nikkei.com (94)

  • 小林製薬の紅麹、いなば食品 不祥事・炎上後、商品の売れ行きは急落? 変わらず?

    紅麹(こうじ)の成分を含む機能性表示品「紅麹コレステヘルプ」の摂取後に腎臓の病気で死亡するなど健康被害が出ている小林製薬。入社直前の給与変更や、一般職向け新人社員寮がメンテナンス不全の古い一軒家であることなどを「週刊文春」に報じられた、いなば品(静岡市)。販売金額、販売シェアに変化は出ているだろうか? 企業のマーケター、あるいは広報担当者として、ここ1~2カ月で気になるニュースといえば、やはり小林製薬、いなば品の社名が挙がってくるだろう。 紅麹サプリ問題は、小林製薬が会見を開いた2024年3月22日以降も、国会で健康被害の報告を義務化する法案が提出されたり、大阪弁護士会が無料電話相談会の結果を公表したりと、今も続報が相次いでいる。 いなば品についても、週刊文春が4月11日発売号から5週連続で追撃記事を掲載。ペットフード「Wanちゅ~る」「CIAOちゅ~る」と、テレビアニメ『わんだふ

    小林製薬の紅麹、いなば食品 不祥事・炎上後、商品の売れ行きは急落? 変わらず?
  • 「きぬた歯科」の顔出し看板男 「結局、金では満たされない」

    東京都八王子市にある歯科医院で院長を務める、きぬた泰和氏。そんな説明よりも、「インプラント」という文字とともに看板に自身の顔出し写真を載せている男性と言った方が、ぴんと来る人が多いに違いない。独自の看板戦略が評判となり、メディアでも取り上げられるほどだが、一体どんな人物か。日々多忙を極めるきぬた氏に、お金仕事人生観についての考え方を聞いた。 ▼関連記事はこちら 「きぬた歯科」の顔出し看板男 「気で売ろうとしているのか」 ――失礼ながら、きぬたさんは歯科医業界で絶対浮いていますよね。どうしてこの職業を選んだんですか。 きぬた泰和氏(以下、きぬた) 2024年の4月で58歳になったんだけど、40年前の高校生時代は歯科医がもうかってたんだよ。金持ちになりたい気持ちが強くて、「歯医者になれば高収入を得られるから歯学系の大学に進もう」、そんな上っ面しか見ていない、なめた子供だったんだよね。 ―

    「きぬた歯科」の顔出し看板男 「結局、金では満たされない」
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    agrisearch 2024/05/20
    きぬた泰和氏。
  • 新ブランド魚、熟成魚、超コスパ寿司店……うまい 「魚」新潮流

    日ごろからスーパーや回転寿司で慣れ親しんでいる魚。実は水面下で様々なゲームチェンジが起こっていることをご存じだろうか。例えば、うまいマグロといえば青森の「大間まぐろ」が有名だが、最近では様々なブランドが勢力を伸ばしており、北海道・函館産の戸井のマグロを推す声も多い。一口にうまい魚といっても、知識をアップデートしておかねば思わぬ損をすることになるのだ。 「日経トレンディ2023年5月号」の購入はこちら(Amazon) もっと大きなトレンドの潮目も変わっている。ここ数年で一気に参入が増えているのが陸上養殖によるブランド魚だ。増える事業者の実態を把握するために、農林水産省は4月から届け出制を導入するという。衛生的な成育環境で、寄生虫のリスクなく刺し身で味わえる「お嬢サバ」。異なる品種を交配して染色体を操作することで凝縮されたうま味を楽しめる「絹姫サーモン」など各地で様々なうまい魚が産声を上げてい

    新ブランド魚、熟成魚、超コスパ寿司店……うまい 「魚」新潮流
  • 愛媛発「今治のホコリ」が大ヒット 100%廃棄物が爆売れ商品に

    今治タオルで有名な愛媛県今治市の染色メーカーが、異業界で話題となりヒットを飛ばしている。タオルの染色時に生じる綿ぼこりを着火剤として商品化し、キャンプ好きの心をつかんだのだ。廃棄物を生かすアイデアがどう生まれたのかなど、ヒットの要因を聞いた。 綿ぼこりから作られた着火剤。化石燃料を含まず、綿100%なので、燃やしても臭いが発生しづらい。1つ40gで、660円(税込み)。10gで約4~5分燃え続ける 日有数のタオル産地、愛媛県今治市。その地名を冠した新商品が話題を呼んでいる。その名も「今治のホコリ【着火剤】」(以下、今治のホコリ)。タオルの染色工場で発生する綿ぼこりを活用した着火剤だ。これを使うと、ファイヤースターター(火打ち石)を使った火起こしが簡単にでき、ライターでの着火に比べてより非日常感を味わえるとキャンプ好きの間で話題に。2022年2月の発売以来、月間売り上げは当初の20倍以上に

    愛媛発「今治のホコリ」が大ヒット 100%廃棄物が爆売れ商品に
  • 見ず知らずの450人がDiscordで議論 異色の農業コミュニティー

    医療、福祉、作業療法士、エンジニア、塾講師……。職業の統一性はないが、志を共にする約450人が集まる謎のコミュニティーがある。農家と協力し、農業と最新デジタル技術を掛け合わせた新たな事業モデルを考案し、実験する「Metagri(めたぐり)研究所」だ。彼ら、彼女らが日々集うのは、米国発のコミュニティーアプリ「Discord」。さまざまなバックグラウンドの人が「どうすれば農業をアップデートできるか」とアイデアを持ち寄り、議論が活性化している。このコミュニティーは、いかにして誕生したのか? 参加者の熱量を高める運営の極意をひもとく。 Metagri研究所を運営する農業コンサルの農情人(千葉県船橋市)がDiscord上に立てたサーバー(複数人でのテキストメッセージや、音声通話が可能になる機能)には、2023年3月現在、450人以上が参加する 「農業の常識を超越する」。そんな思いに共感した異業種の約

    見ず知らずの450人がDiscordで議論 異色の農業コミュニティー
  • 「自宅で炭酸水を作る」便益は? 元P&Gマーケターが示した2つの解

    上陸から11年を迎えた家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」を手掛けるソーダストリーム(東京・港)が成長を続けている。炭酸水を飲む習慣がなかった日市場に参入し、7年間で売り上げを10倍にまで拡大した。その裏には、元P&Gマーケターが仕掛けた緻密な戦略があった。 2011年11月、英国発のマシンが日に上陸した。家庭用炭酸水メーカー「ソーダストリーム」だ。1903年に英国で創業し、現在はイスラエルに社を置く。専用ガスシリンダー(高圧液化二酸化炭素)を体に装着し、水位線まで水を入れた専用ボトルをセットして体ボタンを押すだけで、好みの強さの炭酸水を作れる。 炭酸水を飲む文化がある欧州や、健康意識の高まりから炭酸水に注目が集まっていた米国では好評を得ていた。2010年には当時のCEOが「プラスチック汚染から救える商品」として世界展開を決め、アジアの重要な拠点として日へ進出した。現在

    「自宅で炭酸水を作る」便益は? 元P&Gマーケターが示した2つの解
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    agrisearch 2023/03/06
    「ソーダストリーム」
  • 埼玉のスーパーが業態転換で売り上げ倍増 裏にデザインファーム

    埼玉県を中心に78店舗(2022年12月現在)を展開しているスーパーマーケットチェーン「マミーマート」(埼玉県東松山市)が好調だ。19年から始めた新業態「生鮮市場TOP!」への業態転換が成功し、転換後の売り上げは転換前と比較して約2倍。成功の陰には、デザインファームのMIKATA(東京・渋谷)と取り組んだリブランディングがあった。

    埼玉のスーパーが業態転換で売り上げ倍増 裏にデザインファーム
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    agrisearch 2023/03/06
    「マミーマート」「生鮮市場TOP!」
  • 「ぽっちゃりさん」向け下着がヒット インスタライブでニーズ探る

    「ぽっちゃりアラサーHina」のアカウント名で活動するインフルエンサーのHina氏は、アメーバブログ(以下、Ameba)やYouTube、Instagram、Twitterなどの各種SNSの累計フォロワーが25万人を超える。そんなHina氏がプロデュースを手掛ける、30~40代の「ぽっちゃりさん向け」D2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)下着ブランド「Polun(ポルン)」が人気を集めている。2022年6月の初回販売時には、用意した数千枚(全体の数量)のうち、「ガードルショーツ」が20分で完売。「ワイヤーブラ」も3時間で完売した。顧客から支持を集める理由は、SNSを活用したユーザー巻き込み型の商品開発と販売戦略にある。 「ぽっちゃりアラサーモデル」として活躍するHina氏によるD2C下着ブランドの「Polun」。ブランド名には、「“ぽ”っちゃりさんが“ルン”ルン明るい気持ちで過ごせます

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    agrisearch 2023/03/06
    「Polun(ポルン)」
  • 「くら寿司」1本の短尺動画で登録者6倍 企業YouTuberの突破法 

    すしチェーンのくら寿司のYouTubeチャンネルが急成長している。この半年で登録者数は6倍超に増えた。きっかけはたった1の短尺動画だ。再生回数は1600万回(2022年12月15時時点)を超える大きな反響を生み出している。広報担当者が「企業YouTuber」となり、「人」を打ち出した動画運用で成果につなげた。 くら寿司の「企業YouTuber」として活躍する広報・マーケティング部販売促進部の稲葉亘平氏。握りこぶしをつくり両腕を上げながら「イナバです! ズ」と発するのが、稲葉氏のお決まりフレーズ。以前は「ズチャズチャズ♪」と言っていたが、いつの間にか省略形の「ズ」になったという くら寿司が運営するYouTubeチャンネル「くら寿司 178ニュース」に1の短尺動画(YouTubeショート)を投稿すると、3カ月後に異変が起きた。それまでじわじわと伸びていた再生回数が、突然急激に伸びたのだ。ま

    「くら寿司」1本の短尺動画で登録者6倍 企業YouTuberの突破法 
  • 罪悪感のない「甘み」で売上高16倍超 秘密は米麹由来の発酵糖分

    米麹(こうじ)由来の発酵糖分を使った品を手がけるD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)、オリゼ(旧アグクル、東京・目黒)が急成長している。砂糖不使用のグラノーラや米麹100%の甘酒、料理にかける発酵調味料などを販売。2022年4月の売り上げは前年同月比16倍以上になった。砂糖の摂り過ぎに気を使う消費者が世界的に増加する中、海外への展開も視野に入れる。 「素朴な甘さが好き」「種類が多くて、毎日楽しみ」――。 ネット上でこんな声が集まっているのが、米麹を使った「ORYZAE GRANOLA(オリゼ グラノーラ)」だ。オリゼの看板商品で、2021年10月の発売後、1年で30万を売り上げた。毎日べても飽きないよう、プレーンなどの定番7種類と期間限定のフレーバーを販売している。 オリゼは18年5月に創業。味噌やしょうゆといった発酵品の企業を研究していた小泉泰英最高経営責任者(CEO)が宇

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    agrisearch
    agrisearch 2022/12/16
    「ORYZAE GRANOLA(オリゼ グラノーラ)」
  • 2050年の“農薬半減”実現に向けた切り札 デジタル害虫防除

    2022年12月2日発売の「日経トレンディ2023年1月号」 ▼Amazonで購入する では、「2023-2030大予測」を特集。穀物の害虫による被害を減らすため、デジタル技術を活用した害虫防除が持ち上がっている。代表格は、害虫の飛行パターンを予測し、高出力レーザーによって害虫を“撃墜”する技術。殺虫による生態系への影響について懸念する声もあり、害虫を殺さず、作物から遠ざける技術なども注目されている。 ※日経トレンディ2023年1月号より。詳しくは誌参照 デジタル技術を活用した害虫防除技術。飛行位置予測とレーザーの照射方向制御を組み込んだシミュレーターを開発。撮影実験と合わせて効率的に研究を進める 2050年には世界の料需要量が2010年比1.7倍になると予測されるうえ、穀物生産量の大幅な低下も近年の課題だ。しかも現在、料総生産の15.6%が害虫による被害を受けているといい、個人の

    2050年の“農薬半減”実現に向けた切り札 デジタル害虫防除
    agrisearch
    agrisearch 2022/12/16
    農研機構など「カメラで撮影した画像から害虫の飛行パターンを予測し、高出力レーザーによって害虫を“撃墜”するという技術」ほか。
  • 榮太樓總本鋪に届いたクレーム 全パッケージを変更した心意気

    1818年創業の老舗和菓子メーカー榮太樓總鋪(東京・中央、以下、榮太樓)。実は同社では、商品リリースなどのPR活動を手掛けるのは広報の担当者ではない。商品の発案者だという。つくり手の熱量で顧客との距離をぐっと縮める、榮太樓流コミュニケーションとは。 創業から204年、東京・日橋で江戸時代から続く菓子メーカー、榮太樓。榮太樓といえば、紅色のパッケージに入った三角形の「梅ぼ志飴」を思い起こす人も多いだろう。全国飴菓子工業協同組合(東京・台東)に加盟している日最古のメーカーだ。 現在、百貨店で取り扱う和菓子ブランド「榮太樓總鋪」のほか、伊勢丹新宿店、銀座三越ではあめ専門の「Ameya Eitaro」を展開。駅ビルなど全国約130店舗では、カジュアルブランド「にほんばしえいたろう」の商品を販売する。 200年以上の歴史の中で、榮太樓が対外的なコミュニケーションに腰を入れ始めたのは7年ほど

    榮太樓總本鋪に届いたクレーム 全パッケージを変更した心意気
  • 「ヤクルト1000」爆売れの秘密 高密度販促とヤクルトレディ

    「マーケター・オブ・ザ・イヤー2022」の4人目は、驚異的な売れゆきで品薄状態が続く「Yakult(ヤクルト)1000」(宅配用)と「Y1000」(店頭用)のマーケティングをけん引したヤクルト社業務部企画調査課の金安輝起課長だ。ヒットのキーワードは「密度」。過去最高となる乳酸菌 シロタ株の菌数と菌の密度が「ストレス緩和」と「睡眠の質向上」の機能を果たし、現代人が抱える健康課題にフィットした。「ヤクルトレディ」と店頭で機能を丁寧に説明した高密度の販促が、口コミを生み全国規模の大ヒット商品になった。 ヤクルト社 業務部 企画調査課 課長の金安輝起氏。2002年、ヤクルト社に入社。スーパーやコンビニエンスストアの営業担当として、小売店のバイヤーとの交渉や販売拡大に取り組む。11年から業務部企画調査課に配属され、「ジョア」ブランドを中心にマーケティング戦略の立案・推進に携わる。18年から「Y

    「ヤクルト1000」爆売れの秘密 高密度販促とヤクルトレディ
  • なぜ「森のうなぎ」は生まれたのか 岡山県の小さな山村の逆転劇

    自然や風景をいかに回復・再生させるか、「リジェネラティブ」の時代を象徴する新しいビジネスや、そこで奮闘する仕事人の思いに迫る連載。第3回は岡山県西粟倉村の「森のうなぎ」を取り上げる。豊かな森林を無駄なく生かし切る循環モデルが地域経済を潤し、自然環境の再生に役立っている。そこに至るには、数々の苦難と思いを持った仕事人たちの活躍があった。 鳥取県との県境に位置する岡山県西粟倉村は、人口1400人余の小さな山村である。ここの特産品の一つに「森のうなぎ」がある。菓子や置物の類ではない。れっきとしたニホンウナギである。道の駅では「森のうなぎ」と書かれたかば焼きの冷凍パックが売られ、オンラインショップやふるさと納税の返礼品にもそれらが並ぶ。「森のうなぎ」は、西粟倉村産のウナギを西粟倉村の職人がさばき、手焼きでかば焼きにした逸品である。 森のうなぎという商品名からは、「豊かな森に囲まれた川で捕れた天然

    なぜ「森のうなぎ」は生まれたのか 岡山県の小さな山村の逆転劇
    agrisearch
    agrisearch 2022/08/18
    岡山県西粟倉村「陸上で育てられた養殖ウナギで、しかも養殖の場所は廃校になった小学校の体育館である」
  • 新政酒造が不退転のリブランディング 普通酒からの脱却に成功

    例えば、酒の大元となる酒母(酛、もと)造りでは(注1)、国の試験研究機関である醸造試験所によって開発された効率的な製法である速醸や山廃をやめ、現在は昔ながらの生酛(きもと)のみで行っている。今、流通している日酒の約9割は速醸で造られていて、生酛はたった2%である。速醸に比して2倍以上の時間と手間がかかり、かつ肉体的な負荷も高いため、生酛づくりの生産量はどうしても限定的になる。しかし、新政酒造では全量生酛にしている。 (注1)「日酒を醸造するために培養された優良な酵母」が酒母(酛)で、蒸し米と麹(こうじ)菌を元にして酵母を培養したものをいう。清酒造りの工程は、「一麹、二酛、三造り」といわれる。「一麹」では、蒸し米を元に麹菌を培養する。麹菌は米のでんぷんを分解して糖化するカビの一種で、蒸し米に麹菌がとりついたものを米麹という。次の「二酛」では、米麹を元に酵母菌を大量に培養する。これが酒母(

    新政酒造が不退転のリブランディング 普通酒からの脱却に成功
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    agrisearch 2022/08/18
    「新政酒造では全量生酛にしている」
  • 小松菜を生でどうぞ オイシックス、LTV最大化の鍵は驚きの体験

    有機野菜やミールキットの定期宅配サービス事業のオイシックス・ラ・大地も、独自のLTV(顧客生涯価値)経営を実践している企業の1つ。LTVの最大化に向け、重視しているのは使い始めて間もない利用者への働きかけだ。データに基づくコミュニケーションや商品開発を通し、従来感じたことがなかった驚きや感動を伴う「体験」の提供を追求している。小松菜の生を勧めることが、なぜLTV最大化の体験につながるのか。品事業ならではの理由がある。 オイシックス・ラ・大地の主力サービスは品宅配「Oisix(オイシックス)」。野菜や果物などの生鮮品に加え、カット野菜や調味料をまとめたミールキット「Kit Oisix(キットオイシックス)」が人気となっている。使い切りの調味料も入っており、手早く格的な料理ができるとあって、新型コロナウイルス感染症拡大の巣ごもり需要が広がる中で利用者を増やした。主力となる「Kit O

    小松菜を生でどうぞ オイシックス、LTV最大化の鍵は驚きの体験
    agrisearch
    agrisearch 2022/06/21
    LTV(顧客生涯価値)「入会から間もない利用者に、オイシックスで得られる新しい食事体験を実感してもらうこと」
  • 渋谷発アパレル「セーラーズ」復活ヒットの裏側 Z世代も熱視線

    1980年代に一世を風靡した伝説のアパレルブランド「SAILORS(セーラーズ)」。印象的な水兵のイラストをプリントしたトレーナーやTシャツを記憶している人もいるだろう。2000年に惜しまれながら東京都渋谷区の店舗が閉店し、幻のブランドとなった。だが、その人気がここにきて再燃している。以前からのファンだけでなく、Z世代も手を伸ばす。なぜ時代を超えて熱狂的なファンを生み出しているのか、同社代表でデザインも手がける三浦静加氏に直撃した。 1980年代に大人気となった東京・渋谷のアパレルショップ「セーラーズ」。2000年に閉店したが、復活を果たした今、再び若者の心を捉えている。なぜ人々が熱狂するのか、代表の三浦静加氏に話を聞いた セーラーズの今のブームを分析する前に、改めてセーラーズについて振り返る。そもそも、セーラーズ誕生は、同社代表の三浦静加氏が古道具店で古い看板を偶然見つけたことに端を発す

    渋谷発アパレル「セーラーズ」復活ヒットの裏側 Z世代も熱視線
  • 「よなよな」のヤッホー 1缶ごと選ぶサブスク刷新、移行率99%

    クラフトビールのヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)がサブスクリプションサービス「ひらけ!よなよな月の生活」を2021年7月に刷新した。最大の目的はビールを選ぶときに缶のアイコンで分かりやすく表示するなど、ユーザー位の仕組み構築。その理想を実現できるかが新ツール選びの肝となった。 ヤッホーブルーイングのクラフトビール。「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」などユニークな名称の製品を多数用意している。なお、ベルギーのビール製法による「水曜日のネコ」は日では発泡酒となる <前回(第3回)はこちら> 「定番の『よなよなエール』は2にしよう。鮮烈な苦みの『インドの青鬼』は4、レモンのような香りの『僕ビール君ビール』も4だ……他も選んで、あと6か。何にしようかな」 あれもこれも飲んでみたいというビール好きにとって、ちょっと楽しい悩みの時間を毎回提供してくれるサブスクが、ヤッ

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  • 「すしロボット」40年、進化の系譜を公開 次に狙う新市場とは?

    まるですし職人のように、ふわりとほぐれるシャリ玉を握るロボットや高速に巻物を作るのり巻きロボット……。回転すし店の厨房で人知れずフル稼働し、日や世界のすし文化を支えてきたのが「すしロボット」だ。約40年前に誕生したすしロボットが持つ「米飯を扱う技術」は、コロナ禍で新たな方向へと足を踏み出そうとしている。 さまざまなテクノロジーを駆使し、効率化を追究してきた回転すしチェーン。今なお躍進する回転すしの裏側を支える技術が今年、“遺産”として認定された。 <前回(第4回)はこちら> 日機械学会は、2021年7月30日に9件の「機械遺産」を発表。これまで、マツダ(当時は東洋工業)が1967年に開発した世界初のロータリーエンジンや、戦後初となる国産旅客機YS-11など、日で生まれた数々の誇るべき機械を認定してきたが、今年はそれらに、すしのシャリ(酢飯)を自動で握る“すしロボット1号機”である「江

    「すしロボット」40年、進化の系譜を公開 次に狙う新市場とは?
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    agrisearch 2021/12/10
    「鈴茂器工の創業者である鈴木喜作氏(故人)は、米の生産を抑制するための政策に憤慨し、「高くて手が出なかったすしを誰もが安く食べられるようにすれば、米がより消費されるようになるはず」と考え…」
  • 食事は「3Dフードプリンター」で印刷する時代に【未来予測1】

    2021年12月3日発売の「日経トレンディ 2022年1月号」では、「2022-2030大予測」を特集。ボタンを押すだけでべたい料理が“出力”される「3Dフードプリンター」が、のパーソナライズを加速する。健康状態や嗜好に合わせて最適な事が提供され、将来的には未知の料理を気軽に味わえるようになりそうだ。 ※日経トレンディ2022年1月号の記事を再構成 <前回(第1回)はこちら> 【2030年はこうなる!】データ登録するだけで個々に合った事を提供 事をするのにもう料理の手間は必要ない。ボタンを押すだけでべたい料理が一瞬で“出力”される――そんな映画のようなことを現実にするのが、3Dフードプリンターだ。 「日経トレンディ 2022年1月号」の購入はこちら(Amazon) その仕組みは、ノズルに入れたペースト状の材を縦横に動かしながら絞り出し、立体物を作るというもの。人間の手ではでき

    食事は「3Dフードプリンター」で印刷する時代に【未来予測1】