新大久保といえば、「東京のコリアンタウン」と呼ばれ、連日多くの女性たちで賑わい注目を集めている街。しかし実際に足を運ぶと、その町並みは決して韓流一色ではない。 そこでは実にさまざまな人種や国籍、そして宗教が入り混じった、独自のミックスカルチャーが形成されている。日常のすぐそばに人知れず息を潜めている多文化共生のヒント。一度その視点に気づけば、縁もゆかりもないお互いの存在を認め合う眼差しが得られるはずだ。 自ら新大久保に住みながら、そこに居住するたくさんの外国人を取材して書かれた『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(辰巳出版)。実際に新大久保の町を歩きながら見えてくる光景が、異文化理解のきっかけになるかもしれない。そんな思いを胸に、『ルポ新大久保』の著者、室橋裕和さんに、新大久保の町を案内してもらった。 新大久保を歩きながら見えてくる、中東、南アジア、韓国、中国、ローカリティー 「知らない
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