そのベンチャー企業の名前は、「ABEJA」(アベジャ)。 スペイン語で「ミツバチ」のことを指す。自然界のミツバチが花と花を結んで受粉につなげるように、テクノロジーと社会を結びつける存在になるようにという意味がこめられている。 岡田陽介社長が、2012年、24歳の時に日本で初めてディープラーニングを専門的に扱う会社として創業した。従業員は現在、60人あまり。 去年12月、アメリカのグーグル本社から出資を受けた。日本法人を通して本社の目にとまり、出資が決まったという。 そのグーグルはABEJAへの出資について「AI・ディープラーニングを活用し、イノベーションを起こすという共通の目標を掲げており、今回の投資は革新的なソリューションを提供していくための大きな一歩であると考えています」とコメントしている。 このほかにも、アメリカの半導体大手「エヌビディア」やIT大手「セールスフォース」からも出資を受
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