シリア中西部の反体制派の拠点都市ホムス(Homs)のBab Tudmor地区で、政府軍の攻撃を受け逃げ惑う子どもたち(2012年2月25日撮影)。(c)AFP 【3月5日 AFP】「中世の戦場さながらの包囲攻めと大虐殺だ」――。シリア反体制派が拠点としていた中西部ホムス(Homs)で取材活動中、政府軍の砲撃で負傷し脱出した英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)の写真記者、ポール・コンロイ(Paul Conroy)氏(47)が2日、現地の状況をこのように語り、シリア政府を「殺人者だ」と非難した。 コンロイ氏は2月22日、ホムス市内でも特に激しい攻撃にさらされていたババアムル(Baba Amr)地区を取材中に政府軍の砲撃を受け負傷。28日にレバノン経由でシリアを脱出した。脚に2か所重傷を負ったほか、背中からは自分でも気付いていなかった7.6センチほどの爆弾の破片が摘出された。 ■「
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