東京都新宿区大久保。「眠らない街」にあるエイビイシイ保育園は、24時間体制で、0歳児から就学前まで90人の子どもを預かる認可の夜間保育園だ。35人の保育士と2人の看護師が4交代制で勤務している。 ここに子どもを預けている一人の母親は、繁忙期になると朝方まで仕事が続くという。保育士は「ゆっくり寝てから迎えにくればいいよ」と働きづめの母親の体調を気遣ってくれるという。 「ここがなかったら働けなかった」 5歳の息子を預けている母親は、厚生労働省の職員。出産前は毎晩、タクシー帰りの働き方だった。今も、いざという時に預かってもらえることが安心につながっている。 長時間労働や多様な勤務形態があるのに、そんな働き方に合う預け先が少ないという現実。それを浮き彫りにするのが、ドキュメンタリー映画「夜間もやってる保育園」(9月30日よりポレポレ東中野にてロードショーほか全国順次公開)だ。 「お泊まり組」の子ど
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