食料生産を圧迫せず、かつ環境負荷が小さい非硫酸方式によるバイオエタノール製造プロセスのベンチプラントを開発し、建設(1回処理量200kg木材)した 試運転において、原料からエタノール燃料までの一貫製造を確認した 本格稼動により本方式を実証し、持続可能な社会のための新エネルギー産業創出のシナリオを描く 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)バイオマス研究センター【研究センター長 坂西 欣也】は、産学官連携プロジェクト「産総研産業変革研究イニシアティブ」(以下「産業変革イニシアティブ」という)の一つである「中小規模雑植性バイオマスエタノール燃料製造プラントの開発実証」の中で、エタノール燃料一貫製造プラントのベンチプラントを産総研中国センター(広島県呉市)内に建設し、製造プロセスの実証試験を開始した。 今回、産総研が考案・研究開発したバイオマス原材料の前処