南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)北方にある民間のサイ・ライオン保護区クルーガーズドープ(Krugersdorp)で、草を食むサイたち(2010年7月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【11月4日 AFP】南アフリカで密猟の犠牲となったサイの数が過去最悪を記録したと、世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)が3日、警告した。サイの角の需要は闇取引市場で急増しており、今年に入ってから、すでに昨年の333頭を上回る341頭のサイが密猟者に殺害されているという。 密猟取り締まり当局は、密猟が急増した背景にはアジアの医薬品市場をターゲットにサイの角を密輸する犯罪組織の存在があると指摘する。なかでもベトナムで、サイの角はがん治療に効果があると信じられている。 WWFでアフリカのサイ保護計画を担当するジョゼフ・オ
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