中村義洋監督[映画.com ニュース] 自分の部屋で響く奇妙な音について投書してきた女子大生と小説家の“私”が調査をはじめると、その地をめぐるおぞましい因縁に行き着く――。小野不由美が第26回山本周五郎賞を受賞したホラー小説「残穢」を、「予告犯」や「白ゆき姫殺人事件」などで知られる中村義洋監督が完全映画化。じわじわとサスペンスが盛り上がる、リアルな恐怖世界が綴られる。中村監督にとっては初めての東京国際映画祭コンペティション部門参加となった。 東京国際映画祭は初めての参加ですね。 中村監督(以下中村):海外の映画祭の経験はいくつかあります。ふだんは日本の劇場で上映されることをイメージしながら製作していますが、海外での上映で、前のめりで見てくれる観客の姿を目の当たりにすると、もうひとつ製作のイメージが増えた気がしました。もっとも、東京国際映画祭は日本のお客さんが大半だから、劇場公開と変わらない
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