電通と日本ユニシスとMIT(米国マサチューセッツ工科大学)メディア・ラボは24日、「空気が読めるコンピュータ」の実現に向けたプロジェクトを開始した。 このプロジェクトは、人間がコミュニケーションを図るときの前提として共有している常識的な背景知識や感覚(コモンセンス)をデータベース化し、コンピュータシステムに活用することで、ゆくゆくは「適切なときに適切な知識・言葉を使える、人間のように空気の読めるコンピュータ」の実現を目指すという。またプロジェクトの形態において、特定の研究者や研究室だけで推進するのではなく、ウィキペデイアのような誰でも参加できるクラウド・ソーシングにより、プロジェクトを推進する。 活動内容は、コモンセンスのデータベース化(インプット・プロジェクト)と、そのデータベースを活用したコミュニケーション(アウトプット・プロジェクト)の2つ。活動の第一弾として、インプット・プロジェク