依然、深刻な状況が続く福島第一原発。18日に行われた使用済み核燃料保管プールへの自衛隊の放水作業の映像が公開されました。一方、19日午後、東京消防庁による放水作業が再開されました。 防護服に身を包んだ隊員たち。これは19日、防衛省が公開した放水作業の映像です。3号機に近づいていき、勢い良く放水を始めました。建物の間から水蒸気が上がっているのが確認できます。 「1号炉から4号炉までの表面温度はいずれも100度以下とみられることが確認されました」(北澤俊美防衛大臣) 北澤防衛大臣は会見で、自衛隊のヘリコプターが上空から測定したところ、1号機から4号機の表面温度が100度以下になったことを明らかにしました。こうした中、福島第一原発4号機の状態を赤外線で調査した結果、使用済み核燃料の保管プールの外に強い発熱体があるとみられることがわかりました。これは赤外線センサーを積んで上空を飛んだアメリカ