ご覧いただいているページに掲載されている情報は、過去のものであり、最新のものとは異なる場合があります。 掲載年についてはインタビュー 一覧、特集 一覧にてご確認いただけます。 Q. 準天頂衛星初号機「みちびき」を使ってどのような研究を行っていますか? ロボット化した農機(提供:北海道大学) GPS受信の障害となる環境での試験風景(提供:北海道大学) 「みちびき」の測位信号を利用して、農業機械をロボット化する研究を行っています。農機が自分の位置を正確に知ることで、自動走行できるだけでなく、自分がすべき作業を認識して遂行することも可能になります。例えば、あらかじめ走らせたいコースをトラクターの制御コンピュータに記憶させておけば、コースから外れたら自動修正しますし、場所ごとに適切な量の肥料や農薬を散布することもできます。ロボット化した農機を精度良く動かすためには、安定性の高い測位システムが非常に