厚生労働省によると、日本人(30〜49歳)が一日に必要とするエネルギー量は、男性2,650カロリー、女性2,000カロリー。 しかしながら、実際に摂取しているカロリーを正しく把握することは、まだ容易でないのが現状だ。 ・飲食物をセンサーで読み取り、栄養成分を可視化 仏スタートアップ企業「SCiO」は、食べ物や飲み物をセンサーで読み取り、成分データを表示するスマートフォンアプリ「DietSensor(ダイエットセンサー)」を開発した。 食べ物や飲み物の近くにかざすと、小型センサー「SCiO」が対象物の化学組成を自動で測定。Bluetoothを通じて測定データをスマートフォンに転送し、「DietSensor」の画面上で、カロリーやタンパク質などの栄養成分を表示させる仕組みだ。 現時点で測定可能なものは、チーズやクラッカー、牛乳など、同質な飲食物に限られているが、その数は60万種類に及び、英語、