IT分野で仕事をしている人の中には,「パソコンの自作」が趣味の一つだという人は多いだろう。筆者もその一人である。 Windowsで言えば3.1,米Intel社のi486を搭載したいわゆる「DOS/Vパソコン」の時代から,かれこれ15年近くパソコン自作を続けている。今どきのメーカー製パソコンの方が安くつくケースもあったりするが,自分の好きなパーツを選んで自分の手で組み上げるのは,メーカー製パソコンを買うのでは決して味わえない楽しさがある。 そんな筆者だが,実は最近,このパソコンの自作という行為に少々マンネリ感を感じ始めているのも事実だ。完全に飽きてしまって「もうやめよう」などとまでは思わないが,最新のCPUやマザーボード,ビデオ・カードを買ってきて新しいパソコンを組み上げても,ドキドキ,ワクワクできる期間が以前と比べてかなり短くなってしまっているのだ。 マンネリ感を感じる原因は,単純に年のせ
![2009年は「自作組み込みパソコン」元年になる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)