東日本大震災で被災した子どもらを勇気づけようと、滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」が21日、福島県郡山市の避難所「ビッグパレットふくしま」と「福島県農業総合センター」を訪問、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。 彦根市などによると、保護者らと一緒にいた子どもたちは突然のひこにゃん登場に歓声を上げて大はしゃぎ。ストラップやバッジを手渡しでプレゼントされると笑顔で抱き付いたり、一緒に記念撮影して触れ合いのひとときを楽しんだ。 ビッグパレットふくしまには富岡町などから約千人が、同センターには南相馬市などから約80人が避難。彦根市は富岡町を重点的に支援しており、今回の訪問はその一環。(共同) [2011年5月21日17時8分]