特攻隊員遺書など333点 世界記憶遺産に申請、登録目指す 鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館 Photo By スポニチ 鹿児島県南九州市の霜出勘平市長は21日、同市の知覧特攻平和会館に収蔵されている特攻隊員の遺書など333点を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録申請するとの報告書を受け取った。4月以降に申請書をユネスコに提出、2015年の登録を目指す。 同館は特攻隊員の遺書や写真など約1万3000点を収蔵。この中から本人名や部隊名が書かれ、直筆と確認できた家族宛ての手紙などを鶴田康夫副市長らでつくる登録準備会が厳選し、霜出氏に報告した。 霜出氏は記者会見で「史実を正しく世界に発信したい。登録できれば隊員や遺族への供養にもなる」と述べた。 世界記憶遺産には11年5月、福岡県田川市の炭鉱労働者だった故山本作兵衛氏が描いた炭鉱記録画が国内で初めて登録された。
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