11月3日、オートレーサーの森且行選手が、デビュー24年目にして念願の日本一に輝いた。好調なスタートダッシュで後半まで2位につけていた森。その後3位になるも先を走る2選手がまさかの転倒。そのまま落ち着きのある走りを見せ、積年の夢を叶えた。会場からは大きな歓声が沸き、かつてSMAPとして共に活動した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は新しい地図として、そして中居正広と木村拓哉もそれぞれの事務所を通じて祝福のコメントを出し、多くのファンが感動に包まれた。 24年、あれから24年だ。それだけの長い時間をかけて夢を追ったことがある人は、世の中にどれほどいるだろうか。森は、1996年にSMAPを脱退し、オートレーサーへの道を歩み出した。国民的アイドルとしてますます人気を高めていくタイミングでの転身。このまま6人で夢を突き進むはずだった。でもそれ以上に諦めきれない人生を見つけてしまった。メンバーに必ず叶える