神奈川県鎌倉市は、映画やドラマのロケ地としても知られる市内の人気カフェ「ヴィーナスカフェ」の明け渡しなどを求め、訴訟を提起する方向だ。建物は市有で、耐震性不足を理由に2023年1月、使用を許可しないと決めたが、その後も営業が継続しているためだ。運営会社は存続を求める署名活動を行うなど、強く反発している。(砂上麻子)
![鎌倉市、人気カフェに明け渡し求め提訴へ きっかけは耐震不足だけど「一等地を貸していることも見直す」:東京新聞 TOKYO Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0bf5808c6a54e47ff5f8b9dd12e876575f151b07/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.tokyo-np.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F9%2Fa%2Fa%2Fe%2F9aaef72a3c3d0d1ed7cd94e97a779455_1.jpg)
7〜8月に開催された伊藤園お〜いお茶杯第64期王位戦7番勝負(東京新聞主催)は、藤井聡太王位(21)=竜王・名人・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=が4勝1敗で4連覇。史上初の八冠制覇に弾みをつけた。一方、敗れたとはいえ挑戦者の佐々木大地七段(28)も、王位戦初出場とは思えない堂々たる戦いぶりで藤井王位を苦しめた。佐々木七段のインタビューを交え、全5局の激闘を振り返る。(樋口薫)
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会スポンサーに選定されたAOKIホールディングス(HD)側が大会組織委員会の会長を務めていた森喜朗元首相(85)に現金を渡したとみられることが1日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、現金の趣旨や提供時期について慎重に調べている。森氏のがんに対する見舞金の可能性もあるという。 森氏はAOKIHDが2018年10月にスポンサーに決まる前、組織委元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=の紹介で、AOKIHD前会長の青木拡憲容疑者(83)=贈賄容疑で逮捕=と面会したとされる。特捜部は高橋容疑者による紹介が、AOKIHD側への便宜供与に当たる可能性もあるとみて捜査。その場でスポンサーに関するやりとりがあったかどうか確認を進めるとともに、AOKIHD側の森氏に対する現金提供との関連も調べる。
日本将棋連盟は7日、女流棋士の強豪、甲斐智美女流五段(39)が一身上の都合により、今期限りで現役引退すると発表した。甲斐女流五段は4月に開幕するマイナビ女子オープン五番勝負の挑戦者。第34期女流王位戦(本紙主催)の挑戦者決定戦(17日)にも進んでいる。現在参加中の棋戦は対局を継続する。 甲斐女流五段は石川県七尾市生まれ、神奈川県育ち。観戦記者の父親の影響で将棋を始めた。中原誠十六世名人門下で1997年、女流棋士デビュー。98年に休場して棋士育成機関「奨励会」に入り、1級で退会。女流棋士復帰後の10年に初タイトルの女王、続いて女流王位を獲得した。女流王位を計4期保持するなど活躍を続け、通算タイトル獲得数は7期。
新たな都市交通機関を開発しているベンチャー企業「ジップインフラストラクチャー」が、神奈川県秦野市に都市型ロープウエーの実験場を設け、30日、開所式が開かれた。 社長の須知高匡(たかまさ)さん(24)は慶応大在学中、宇宙と地球間で人や物資を運ぶ宇宙エレベーターの研究から、自走式ロープウエーを思い付き、東京都荒川区で起業した。若手研究者や大企業のOBが集まり、社員15人の本格的なベンチャー企業になった。 同社が開発する「ジッパー」は8人乗り。自動運転で都市の上空を縦横に行き交う。動力源は電池だ。「電気自動車がゴンドラの上に乗っているようなもの」と同社。交通渋滞に巻き込まれることがなく、低コスト。用地買収も必要なく、建設費は1キロ15億円ですむという。次世代型路面電車(LRT)の半分程度だ。
神奈川県は26日、医師の診断と確定検査を経ず、抗原検査キットなどで新型コロナウイルスの感染を自分で判断して療養する「自主療養」を28日から始めることを決めた。自主療養者には無料通信アプリ「LINE」などで県から安否確認の連絡はあるが、健康管理や食事の調達は自己責任になる。県によると、全国で初めての取り組み。
将棋の永瀬拓矢王座(28)に木村一基九段(48)が挑戦する第69期王座戦5番勝負が、9月1日に仙台市で開幕する。木村九段は一昨年、史上最年長の46歳で初タイトルの王位を獲得。「中年の星」として話題を集めたが、昨年の王位戦7番勝負(東京新聞主催)では藤井聡太棋聖(当時)に4連敗で失冠した。しかし木村九段は前進をやめなかった。「どれも満足のいく内容だった」という王座挑戦までの戦い、人工知能(AI)による研究の現状まで、木村九段の取材を続けてきた本紙の樋口薫記者が話を聞いた。 ▽木村一基(きむら・かずき) 1973年、千葉県四街道市出身。故佐瀬勇次名誉九段門下。97年プロ入り。2019年、7度目の挑戦で初タイトルの王位を獲得。「千駄ケ谷の受け師」「将棋の強いおじさん」などの愛称がある。 「王座戦は2008年の挑戦以降、なかなか勝てていなかったが、今期は4局とも内容が良かった。事前に調べた作戦がう
今期から名称を刷新した将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(東京新聞主催、伊藤園特別協賛)の挑戦者決定リーグ(王位リーグ)が2月8日、開幕する。昨年、史上最年少で二冠となった藤井聡太王位(18)=棋聖=との7番勝負に進出するのは誰か。予選勝ち上がり組の戦いぶりを中心に取り上げた前回記事に続き、今回は前王位の木村一基九段(47)をはじめ、前期からのシード組の声を紹介する。 王位リーグは前期の成績上位者4人と、予選を勝ち上がった8人の計12人が紅白の2組に分かれ、それぞれ総当たりで対戦。各組の優勝者同士で決定戦を行い、勝者が挑戦者となる。同じくリーグ戦で挑戦者を決める王将戦と比べ、入れ替わる人数が多いのが特徴。過去には郷田真隆九段、広瀬章人八段、菅井竜也八段らが20代で王位を初獲得するなど、若手の飛躍の場となることも少なくない。 今期の顔ぶれは紅組が木村九段、豊島将之竜王(30)=叡王、斎藤慎
こんばんは。ありがとうございます。ジョン・ルイス下院議員は亡くなる前に、こう書きました。「民主主義は状態ではなく行動である」と。その意味するところは、アメリカの民主主義は決して保証されていないということです。私たちがそのために闘い、守る意志があってこそ強いものになります。当然のものとして受け止めてはなりません。
史上最年少で二冠を達成した藤井聡太王位(18)=棋聖=の活躍にわいた今夏の将棋界。もう一人の立役者はこの人だった。最多の三冠を保持し「現役最強」とも称される渡辺明名人(36)=棋王、王将。七月、藤井王位に棋聖を奪われたが、八月には初の名人を獲得した。「藤井さんに対抗できる人がいないと盛り上がらない。データは得られたので次は対策を構築したい」と再戦の日を見据える。 十五歳のデビューから、今春で二十年を迎えた。二十歳で初タイトルの竜王を獲得して以降、積み重ねたタイトルは二十六期。現役では羽生善治九段(50)の九十九期、谷川浩司九段(58)の二十七期に次ぐ三位で、竜王と棋王の永世称号の資格も持つ。順風満帆に見える棋士人生だが、最も歴史あるタイトル、名人への道は意外に遠かった。 名人戦の予選に当たる順位戦では、最高峰のA級から二〇一八年三月、一つ下のB級1組に陥落。「名人は自分には縁がないものと、
九歳の誕生日、同居していた祖父から将棋の盤と駒をもらったのが、始めるきっかけになりました。祖父は孫とのコミュニケーションの道具として、将棋を思い付いたのでしょう。もの静かで優しく、放射線技師の仕事を引退後、老後の趣味としてたしなんでいたようです。 私もすぐに将棋に夢中に。平日は近所の将棋道場に通い詰め、週末は父の経営する川崎市内のラーメン店でお客さんに水を出す手伝いをした後、店の近くの道場へ行くようになりました。 父のラーメンは「家系」と呼ばれるとんこつしょうゆ味で、脂の量も調節してくれます。味付け卵やチャーシューも手が込んでいます。父のラーメンが一番好きです。父は研究熱心で、店で出すキムチの勉強をするため、本場の韓国まで行ったことも。私が十歳前後のころだったでしょうか。その後も十年おきぐらいに、一流とされるラーメン店に弟子入りのような形で修業に出て、家をしばらく空けることがありました。
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