アニメ画像を無断で使ったコンピューターウイルスを作成したなどとして、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署は24日、大阪府泉佐野市の大学院生ら男3人を著作権法違反容疑で逮捕した。また、同容疑で自宅3カ所を家宅捜索した。ウイルス作成者が摘発されたのは日本では初めて。3人は容疑を認めている。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008012400309 この事件が面白いのは、この3人はいずれもウィルス制作したこと、配布したことに責任を問われているわけではないということ。ウィルスではなく、このウィルスに含まれる画像の著作権を侵害したことで逮捕となったという。 この大学院生が作成したウィルスは、いわゆる「原田ウィルス」の亜種。元となったウィルスは「原田」という男性の画像が表示され、その後(というかそれと同時に)PC内のファイルを削除するというもの。 この逮捕された
日本弁護士連合会コンピュータ委員会は22日、「P2Pネットワークと法的問題〜Winnyをめぐって〜」と題したシンポジウムを開催した。シンポジウムには、Winnyを開発した金子勇氏や、産業技術総合研究所の高木浩光氏などが登壇し、P2Pネットワークの現状や将来性、法的問題などについての報告が行なわれた。 Winny開発者の金子勇氏「開発続けていれば流出ファイルは止められた」 参加者のそれぞれのレポートも面白いんだけど、最後のパネルディスカッションがなかなか興味深い感じ。ファイル共有ソフトからビデオ共有サイトへの移行とかそんな感じ。 ファイル共有ソフトの現状については、日本レコード協会などが2007年末に発表したアンケート調査では、ファイル共有ソフトのユーザーは増加しているという分析がされていたのに対して、弁護士の壇俊光氏は「その調査は実態を反映しているとは思えない。ユーザーはYouTubeやニ
前回触れたように、現在、Winnyに情報を流出させるウイルス「Antinny(アンティニー)」による深刻な被害が相次いでいる。Antinnyだけでなく、毎日、我々のもとには恐ろしい数のウイルスがメールなどの形で飛んでくる。 こうしたなか、現在開会中の通常国会では、コンピュータ・ウイルスの作成などを処罰の対象とする刑法の改正案が審議入りを迎えようとしている。 現行刑法でのウイルス処罰は電子計算機損壊等業務妨害罪 ウイルス感染によって他人の情報が漏洩して損害を与えたケースで、民事責任をめぐって裁判に発展する場合があることは前回説明した。このように、不注意で感染して損害を与えた場合であっても責任を問われることがあるのだから、悪意でウイルスを作って配布した者が損害賠償責任を負うことは当然である。 これに対して、現行の刑法でウイルスに関する刑事責任を問おうとすると、難しい問題がある。 このウイルスを
園田 寿(そのだ・ひさし、1952年- )は、日本の法学者(刑法)。甲南大学名誉教授、弁護士。関西大学教授、甲南大学教授を歴任。 人物[編集] 不正アクセスや有害情報などのネットワーク犯罪についての研究で著名。児童ポルノ禁止法について批判的な立場を採る。同法が少女の人身売買を抑制したことには積極的な意義を認めつつ、性の自己決定権や表現の自由を侵害しかねない強硬的な運用は慎むべきだと立言する。立法論としては、具体的な被害者の存在しないアダルトゲームや成人向け漫画の作成・流通を規制するための改定に反対しており、児童の定義を現行の18歳未満から16歳未満に引き下げるべきであると提言している。松文館裁判では弁護側証人として出廷した。 教授方針[編集] "甲南の刑法の特徴は、現実に根ざした理論の構築と展開を目指していることです。過去から積み上げられてきた犯罪に対処するためのルールが、最先端の犯罪でど
前回は、コンピュータウィルスの作成者が著作権法違反で逮捕された事件をもとに、著作権法が他の知的犯罪すべてを抑止する法律として機能しうる可能性についてお伝えしました。 一夜明け、各新聞等には該当するウィルスに感染したときの様子が掲載されています。通信社の記事にこの画像が掲載されていたこともあり、多くの地方紙等でもこの画面は掲載されています。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008012400890&j1 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801240066.html ウィルスは、アニメ「CLANNAD」の一場面の画像などが使われており、ACCSの発表によると、株式会社ポニーキャニオンほか3社が鑑定・告訴を行なったとされています。とすると、「京都府警提供」などとして新聞紙面等に掲載されているこの画像には著作権
コンピューターウイルス作成にからむ著作権法違反事件で、ウイルスの作成自体を摘発できる法整備を望む声が高まるとみられる。その一方、プロバイダ業者などでつくるNPO法人「日本ネットワークセキュリティ協会」(東京)の主席研究員、安田直さん(53)は「多様な種類があるウイルスを線引きして摘発対象を定める法整備は、現実には難しい」と指摘した。 安田さんは、法整備はまずウイルスの定義が必要と指摘したうえで、「作成者の悪意の有無や、脅威になりうるウイルスの範囲を見極めことも欠かせない」としたが、「どの範囲を摘発対象にするかについて明文化することは困難だ」と話した。 仮に法が整ったとしても、「法律があっても事件がなくならないのと同様、ウイルスをすべて追放するのは不可能」と指摘。「ウイルスのプログラムとパソコンで使われる有用なプログラムは技術的にほとんど同じであり、ウイルス作成を一律禁止すれば有用なプログラ
地方の過疎地では限界集落が問題になっています。 そこでです。そういう限界集落にホームレスやの社会復帰キャンプをつくってはどうでしょう。全寮制で規則正しい生活を送らせ、農業や林業、炭焼きなどを行わせる。そういう職能を身につけさせる。で、世間並みの賃金を払い、一部は強制的に貯金させる。 農地は高齢化が進んで自分では農業ができなくなった地元の農家から安く借りればいいわけです。 いっそのこと限界集落は集落ごと町に移住してもらい、そこにキャンプをつくってもいいでしょう。集落をそうすれば集落を維持するコストも掛からないし、無駄な道路やハコモノをつくる理由も無くなります。 三食付住で、周囲には金を使うところがないから金も貯まるでしょう。費用は国家が負担すればいい。里山の保全が出来るし、農業などの収入も期待できる。彼らが社会復帰してくれればその後生活保護を出す必要も無くなる。 職員は余っている農水省やら国
先日、はてなってなに?というページをリニューアルしました。冒頭に「もし生活にはてながあったら・・・」というテーマでかんたんなFlashを使い、8人の人が、はてなを利用する前、利用した後の変化を現実社会に結びつけイラストを用いてサービスの紹介をしています。はてなへ訪れた方々が、はてなってなんか楽しそう、なんかワクワクするから使ってみようかなという気持ちに少しでもなって頂ければと思います。 ちなみに、絵はアウトラインだけPCで描き、厚手の少し目の荒い紙に出力をし、そこに色鉛筆で描いています。 全体的に少しタッチが残るように描くことでアナログ的な印象を与えより現実生活との接点を感じやすくなり、温かみがでるように、描いてみました。 よく見ると「あそこにいた人がこっちにもいる!」とか「じっと見てたら流れ星が!」なんて小細工もやってるので、その辺も楽しんでみてください。 同時にサービスラインナップのペ
2017年版ソースエディターAndroidアプリ編集AutoWikiBrowsercampaign-external-machine-translationCDCropTool [1.5]DiBabel [1.2]discussiontools-added-comment(隠しタグ)discussiontools-source-enhanced(隠しタグ)discussiontools-visual(隠しタグ)Dispenser [1.0]Edit Check (references) activatededitcheck-newcontent(隠しタグ)editcheck-newreference(隠しタグ)editcheck-references(隠しタグ)FileImporterによる編集Fountain [0.1.3]IABotManagementConsole [1.1]IABo
両方とも著作権侵害なんだが、 Tumblr→「無断転載すんな!」「Tumblrユーザー氏ね」 ニコニコ動画→「うp主乙!」「神乙!」 この違いがどこから来るのか、ちょっと考えたらすぐにわかる。 ニコニコ動画の場合UPされた動画は有料。ゆえに、 ・原作者: 「しょんぼり」 「(宣伝ぐらいにはなる…?)」 ・UP主: (思考回路知らないので省略) ・第三者: 「無料でアニメが見れるなんて最高!」 「だいたいアニメDVD高ぇんだよ!」 「いやいやw著作権は大事だと思いますけどねwwwwフヒヒッwww」 「カスラックwww」 Tumblrの場合UPされるイラストや写真は無料公開されているもの。ゆえに、 ・原作者: 「しょんぼり」 「無料公開してるのに何でわざわざ転載するの?」 「ムカついた!もう絵を載せるのはやめる!!」 ・UP主: 「俺のスクラップブック超かっけぇwww」 ・第三者: 「原作者が
匿名でなければできないことがあるにせよ、それが、匿名での誹謗中傷やデマの流布等を放置し、被害者に泣き寝入りを強いてまで守らなければいけないほどの価値のあるものなのかというと、そこは大いに疑問です。 例えば、選挙のシーズンになると、立候補者やその所属政党に関するデマが広範囲に投稿されるのが最近では通例となっています。この種のデマを流布する行為は匿名でないとやりにくいとは思いますが、それは守らなければいけないものなのか大いに疑問です。 選挙以外でも、営業妨害を狙ったデマというのはしばしば見受けられます。動物病院事件などはその典型です。そのような営業妨害をする動機としては、何らかの意趣返しというものもあるでしょうし、ライバル企業をつぶしてやろうというものもあるでしょうし、単におもしろ半分ということもあるでしょう。いずれにせよ、その種の行為は匿名でなければやりにくいことだとは思いますが、それが守る
1月24日、京都府警生活経済課ハイテク犯罪対策室と五条署が、ファイル交換ソフト「Winny」を通じて拡散されたウイルス「通称:原田ウイルス」の作成者を著作権法違反容疑で逮捕したと発表しました。 京都府警と調査に協力したコンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によれば、同ウイルスはテレビアニメーション「CLANNAD- クラナド -」の静止画像を利用したウイルスであったとことを明らかにしています。 ACCS : Winnyによる3度目の公衆送信権侵害事件、3人を逮捕(2008年1月24日付け) 引用「特記事項:男性Cは、作成したコンピュータウィルスに「CLANNAD-クラナド-」の静止画像を利用し、Winnyネットワーク上に流通させていた。」 本投稿では、逮捕者が作成したとされるウイルス「通称:原田ウイルス」について技術的側面から振り返ってみたいと思います。 実行すると「原田」と
全体から検索するためのショートカットキーはCtrl-Eで覚えるべし最近立て続けに検索窓をフォーカスするFirefoxのショートカットキーとしてCtrl-Kのみが紹介されているのを見かけますが、これだけを覚えると間違いなく損をします。 より汎用的なショートカットはCtrl-Eであり、これはIE 7やOpera 9.5、Safari 3でも機能します。もちろんFirefoxでも利用可能です。このショートカットキーはかなり前から検索に関連づけられており、IE 6でこのキーを押すと、画面左側に検索領域が表示されます。しかし、Ctrl-Kは一部環境でしか利用することができません。 確かにCtrl-KはMozillaローカルな常識としては検索に関連づけられており、Thunderbirdでも実際に検索機能のために用いられています。しかし、わざわざローカルなショートカットばかり覚えるのは、どう考えても損で
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