“キャンパス・カルト”に気をつけろ!(3) 本シリーズ第1・2回では、韓国産のキリスト教系カルトをとりあげた。しかし当然のことながら、日本産の仏教系カルトもある。中でも、大学での偽装サークル勧誘を行う代表格は、宗教法人「浄土真宗親鸞会」。正体を明かさないまま新入生を勧誘し、ゴールデンウィーク(GW)の合宿以降、本格的に宗教へと誘い込んでいく。 それと知らずに親鸞会系サークルにかかわってしまっていても、いまならまだ間に合う。とっとと付き合いをやめた方がいい(記事を最後まで読んだ後に、親鸞会会合の録音もお聞きください)。 勧誘のピークは毎年3~4月 親鸞会の設立は1958年。創始者は高森顕徹(たかもり・けんてつ)代表で、本部は富山県射水市。公称信者数は10万人だが、元信者からの情報によれば2007年の実質信者数は6800人。 中高年の会員(信者)もいる教団だが、「学友部」と呼ばれる親鸞会の学生