「VISTA」、「MIST」、「NEXT11」、いずれもBRICsの次を狙う国家群の通称だ。こうした新興国家群は、成長力の高いアジアの新興国が含まれることが多いが、実は欧州にもこれらすべてにノミネートされている国がある。それがトルコだ。 トルコは、ボスポラス海峡を挟み西はヨーロッパ側、東はアジア側と称され、「アジアとヨーロッパが出会う国」とも呼ばれる。エジプト政変においては、イスラム教と民主主義の共存を目指すトルコ型の民主化を期待する声も多かった。今、注目を集めるトルコの経済状況は、どのようになっているのだろうか。 立ち並ぶマンション群 長期的にみて、トルコ経済最大の魅力の1つは、人の多さだ。10年末現在で人口7200万人を越える同国は、既に欧州の中でもドイツに次ぐ人口を有している。特筆すべきは人口構成の若さで、トルコ統計局の発表によれば人口の中央値は29.2歳となっている(図表1)。人口
「枝野批判」オフレコ発言をすっぱ抜かれ、 今度は東京新聞記者を「出入り禁止」 にした経産省の「醜態」 広報室長は直撃にひたすら沈黙 東京電力・福島第一原発の賠償案をめぐって、細野哲弘資源エネルギー庁長官の「オフレコ発言」を14日付け当コラムで紹介したところ、経済産業省の成田達治大臣官房広報室長が私の「上司」に抗議電話をかけてきた。その件は17日付け当コラムでお伝えした。 いずれの記事も大きな反響を呼び、ツイッターでは前者に1000、後者には2000を超えるツイートをいただいた。多くが「面白い」と評価してくれたようで、応援メッセージもたくさん受け取った。1人で強力な役所を敵に回す記事は、読者の支持がなければ続けられない。この場を借りて厚くお礼申し上げる。 今回もその続報である。 私は18日付けの東京新聞でも『私説』という署名入りコラムで細野長官の発言内容を紹介した。 「経済産業省・資源エネル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く