産業制御システムを狙ったマルウエア「Stuxnet」と関連があるとみられる新しいマルウエア「Duqu」が見つかり、セキュリティベンダー各社がブログで解説している。例えばフィンランドのエフセキュアや米ウェブセンスが、Doquに関する解説をそれぞれブログで掲載している。 ロシアのカスペルスキーラボも、Q&A形式にまとめて説明した。 DuquはStuxnetを作成したグループによって記述されたと見られるトロイの木馬で、システムに入り込んでバックドアとして機能する。個人情報を盗み出すことを主な目的としており、この点がStuxnetと大きく異なる。侵入の手口はまだ解明されていない。 Duquに関する最初の言及は、ハンガリー人ブロガーが9月8日に投稿した記事で、DuquのファイルのMD5値を書き示していた。しかしこのブロガーはのちに、関連する投稿を削除してしまった。 投稿内容の画像 Duquは認証局を