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一球ごとに、バッテリーの狙いを、素人にわかりよいことばにする。楽天のノムさんの、次の投球を読む解説は、聞くだけで野球について物知り気分となる面白さがある。「裏」を読むということでは、これはノムさんに似ているかも、と思わせるのが、本書だ。 著者は、前著の『本の読み方──スロー・リーディングの実践』で、デキルやつはやっているといわれる「速読」の不毛さを指摘し、本はじっくり、疑問に思うところは立ち止まり、できれば何度も読み返す「遅読」こそが、自分を養う力になると提唱している。 あっという間に読めた。すらすら読めた。というのが、いまは賛辞に使われたりするが、ほんとうにそれは褒められることなのか。著者は京大生時代にデビュー作『日蝕』で芥川賞を受賞し、それがあまりに難解すぎて歯が立たないと評判になった作家である。ものすごい量の本を読みこなしているであろう彼が、「遅読」。 さて、その続編にあたる本書でテ
ケータイサイトの成人向け広告が増えてきた。女性をターゲットにした「ボーイズラブ」関連のものも多い。子供が見る危険性はないのだろうか?(テクニカルライター・三上洋) 成人向けケータイ広告が目立つ ケータイの無料サイトを見ていると、どぎつい広告にドキッとさせられることが多い。アダルト漫画の広告、成人向け動画サイトの広告などが、無料レンタルのケータイサイトに掲載されている。 成人向けと言っても、男性ユーザーが対象のものばかりではない。女性向けコンテンツもあり、「ボーイズラブ」「BL小説」などの有料サイト広告が目立っている。「ボーイズラブ(BL)」とは、少年愛や男性の同性愛をテーマにしたもので、ケータイコミックやケータイ小説では最も人気のあるジャンルだ。 ボーイズラブ関連のコミック・小説には、男性同士の同性愛や性行為の描写があるものが多く、10年ほど前から同人誌として広がりを見せていた。書店やイベ
日刊工業新聞社の記者、雑誌編集者を経て独立。中堅・中小企業の取材をライフワークとして活躍。著書に『女性発明家の着想に学ぶ』(発明協会)、『未公開ITベンチャーの躍動』(共著・オーム社)、『明日のものづくり』(共著・日経BP社)などがある。 シェア日本一!のニッチな企業 日本経済を支えているのは、やはり「ものづくり」の底力。当連載では、そのなかでも「ニッチな市場」にスポットを当て、そのシェアNo.1企業をルポしていく。そこには、地味だけれど驚くべき技術力があった。 バックナンバー一覧 きっかけは書店主の「ささやき」 ダイワハイテックスは、書店に並ぶコミック本のフィルム包装機市場を創出したベンチャー企業。取引先書店数は約5500店。34万~260万円の3種類の包装機を製造販売する。「コミック本は包装したら売れない」という業界常識を覆し、フィルム包装機「コミックシュリンカー」で市場を創出。現在も
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