自民党の総裁選は、安倍晋三首相があっさりと3選を決めた。安倍氏に挑んだ石破茂元幹事長は事前の予想よりも得票を上積みしたが、安倍氏の半分以下しか票を得られない惨敗だった。それにも関わらず石破氏は意気軒高で、「次」に向けた準備を進めているという。なぜここまでポジティブでいられるのか――。 ■石破氏の表情は、敗者のそれではなかった 石破氏は敗北の翌々日の22日、地元鳥取県倉吉市で支援者を集めマイクの前に立っていた。 「選挙は終わった時から次の選挙が始まる。いつ何があってもいいようにしておく」 語気を強めて語る石破氏の表情は、敗者のそれではない。拍手する出席者も憔悴した様子は感じられない。 総裁選の結果をおさらいしておきたい。議員票は安倍氏が329票、石破氏が73票。党員票は安倍氏が224票、石破氏が181票。合計は安倍氏553票、石破氏が254票だ。安倍氏は3分の2以上の票を得て、石破氏は安倍氏
大阪信用金庫は26日、原油高騰が及ぼす取引先の中小企業への影響について調査結果を発表した。「悪影響がある」と答えた企業は14・4%、「少し悪影響がある」が38・3%と答え、合わせて52・7%の企業で何らかの悪影響があると回答した。 調査は9月上旬に実施し、大阪府内と兵庫県尼崎市の取引先企業1490社から回答を得た。 中小企業にとって、原油高による仕入価格や経費の増加は、収益圧迫の懸念材料となる。具体的な影響については「燃料費の上昇(58・6%)」が最も多く「原材料費・資材の上昇(46・0%)」、「運送費の上昇(37・8%)」、「仕入価格の上昇(34・3%)などが続いた。 また、原油価格の上昇をどの程度販売価格に転嫁できているかについては「転嫁できていない(64・3%)」が多数を占めた。 販売価格転嫁ができている企業についても、転嫁できている割合は「100%(3・9%)」「80%以上(4・6
コーヒー大手のネスレ日本(神戸市)の高岡浩三社長は26日、東京都内で戦略説明会を開き、人手不足による物流コスト上昇に対抗するため、佐川急便(東京都)と共同で、10月から独自の新宅配サービスを始めると発表した。各地域で宅配商品の集積場所「エコハブ」を設置し、集積後はエコハブ運営者が配達するなどし、全体の物流コストを大幅削減する。ネスレ商品だけでなく、提携するファンケルなどの商品も取り扱い、宅配プラットホーム(基盤)としても拡大させる。 これまでネスレは、各家庭に運送会社を通じて個別宅配していた。新サービスは佐川急便を通じて地域単位で個人や店舗経営者などが運営するエコハブにまとめて配送。その後は、エコハブ運営者が各家庭に商品を配送するほか、逆に注文した人がエコハブに商品を取りに来たときは5%値引きする。一部では専用ボックスも用意する。 エコハブの運営者には一定の報酬と配達料を支払うが、これまで
私も、分厚いカタログを渡されたのですが、 実際、似たり寄ったり?同じようにしか見えず、迷ってしまい、 そこで、 私は、この目で、実物を見たかったので、 都内にある壁紙のメーカーの展示場まで足を運びました。 実際、訪れると、色々な壁紙がありました。 悩んでいると、女性定員の方でしょうか、 「かわいらしく、それでいて、優しい雰囲気で明るいイメージにしたい」 と伝えたところ、分厚いカタログの中から2,3種類の壁紙を勧められ、 それと同時に、 床の下の方に掃除機でぶつかる板?のカラーも一緒に選んでくれました。 その壁紙と床の方の板?の組みあわせも展示場で選んで貰った型番を業者に伝え、 貼ってもらいましたが、出来上がりは、完璧以上でした。 さすが、壁紙専門アドバイザー?! とてもかわいらしく、愛らしい部屋になりました。 展示場に行くまでは、交通費も掛かり、面倒くさいとも思いましたが、 本当に、展示場
全世界で拡大を続けるアマゾン。利益の薄い小売業なのに、年1兆円超という巨額の設備投資を続けられるのは、なぜなのか。元マイクロソフト社長の成毛眞氏は、アマゾン以外の業者でも出品できる「マーケットプレイス」の売り上げ処理の仕組みに、強さの秘密が隠されていると指摘する――。 この記事の図表を見る ※本稿は成毛眞『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)の一部を抜粋・再編集したものです。 ■アマゾンのキャッシュフローを読み解く 次の図を見てほしい。これは、アマゾンの「純利益」「営業キャッシュフロー」「フリーキャッシュフロー」「売上高」などをまとめたものだ。この4つの点から見れば、その企業が読み解ける。 まず見るのは、営業キャッシュフローだ。営業キャッシュフローとは、単純に売上から仕入れを引いた値だ。ここから、本業が生み出す現金がいくらなのかがわかる。つまり、アマゾンは、右肩上がり
大手メディアとの対決姿勢を強めるトランプ米大統領が、今後は検索大手のグーグルをやり玉に挙げた。「トランプ」+「ニュース」というキーワードで検索すると、トランプに批判的な大手メディアの記事ばかりが上位に表示されるのは「偏向」だというのだ。グーグルは「検索結果に政治的な思想の偏りはない」と真っ向から反論するが、トランプ政権側はネットの言論の自由を保証する法律にも手を付けかねない勢いだ――。 ■「グーグルはわれわれが見るニュースを操作している! 」 「メディアは国民の敵だ」と公言するドナルド・トランプ米大統領と、米主要メディアとの対立は、今に始まったことではない。しかもその対立の度合いは今年夏からさらに強まり、「全面戦争」状態に入っている。 トランプ大統領にとって、「敵」はニューヨーク・タイムズやCNNだけではなくなってきた。8月28日には大手IT企業グーグルをやり玉に挙げ、1996年に制定され
突出した能力でファンを熱狂させる米大リーグ・大谷翔平。高校時代にその実力を培ったとされるユニークな目標達成ツール。それを考案した「張本人」に、ビジネスの場での活かし方を語っていただいた。 この記事の図表を見る ■“大谷マンダラ”にダメ出しする理由 「オープンウィンドウ64(OW64)」は、私が考案した教育法、いわゆる原田メソッドで最初に使うツールです。大リーガー・大谷翔平君が高校1年生のときに書いたOW64が「大谷マンダラ」などとメディアで取り上げられました。 大谷君のOW64に「すごい! 」「よく書けている」と皆さん驚きますが、まだまだ改善の余地があり満点ではありません。高1の作品としては素晴らしいですが、正式な書き方の基準としてはギリギリ合格といったところでしょうか。どこがどうダメなのかは追って述べることとし、まず原田メソッドについてお話ししましょう。 原田メソッドは、OW64のほか長
インドアグリーンは住まいに自然の彩りを与え、不思議と心を落ち着かせてくれます。そこで、緑と上手に暮らしているご夫婦を取材。すぐに取り入れたくなる、こだわりのポイントを聞いてみました。 和を感じる山野草を中心にセレクト 訪れたのは、世田谷区にお住まいのHさんご夫婦の自宅。夫のDさんはIT企業勤務、妻のKさんはライターというクリエイターのお二人です。2016年に購入した100平米3階建ての戸建てには、緑をアクセントとして上手に取り入れています。 植物をセレクトしているのは、基本的に妻。部屋やベランダの随所に、多種多様な緑や花が配置されています。 「種類はバラバラなのですが、山野草が好きなので比較的多いかもしれません。食器やインテリアもですが、和テイストに惹かれるんです。それで自然と山野草に手が伸びるのかも。ただ、山野草ばかりに偏るのではなく、ハーブなども取り入れてバランスよく調和させることも意
平成30年度になってから、「ZEH(ゼッチ)マンション」なるものが続々と登場している。ZEHとは?ZEHマンションとは?について、経済産業省の事業に認定されたマンションを事例に見ていくことにしよう。 ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのこと まず、ZEH(ゼッチ)とは何かについて、説明しよう。 ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を略した呼び方だ。住宅で消費するエネルギーをゼロにしようというものだが、全くエネルギーを使わないわけにはいかない。住宅の断熱性・省エネ性能を上げることに加え、太陽光発電などによってエネルギーを創り、年間の「1次エネルギー消費量」をプラスマイナスでおおむねゼロ以下にしようというもの。 なお、1次エネルギー消費量の対象となるのは、「暖冷房・換気・給湯・照明」で、テレビや冷蔵庫などの家電製品は対象外
キャッシュレス化推進は、多くのプレーヤーの利害関係が複雑に絡み合う。週刊ダイヤモンド9月29日号第1特集「乗り遅れるな! キャッシュレス」では、業界関係者にそれぞれの立場で現状をどう見ているかを語ってもらった。特集で掲載した覆面座談会を、ダイヤモンド・オンラインで特別公開する ──キャッシュレス化推進に向けて、業界構造が大きく揺れ動いている現状をどう見ていますか。 A氏(クレジットカード会社関係者) 主役は、決済スピードが最速の電子マネーというのが見立てです。クレジットカードは少額で大量の決済にはそぐわない。 ただ、富裕層が百貨店で高い買い物をする際に、電子マネーやQRコードで支払う姿を想像できますか? 財布の小銭入れは電子マネー、札入れはクレジットカードというすみ分けで置き換わっていき、共に成長していくでしょう。 B氏(メガバンク関係社) 「銀行の3大業務」といわれるのが、預金と融資、為
「本を読む子は頭がいい」を小中学生4万人のデータを使って科学的に検証。しかし、本を読むだけで勉強をしないと成績は上がらない。睡眠時間を削って本を読むと成績は落ちる…。東北大学加齢医学研究所のデータを用いて、読書・睡眠・勉強の最適なバランスを探り出す!同研究所の川島隆太教授監修の『最新脳科学でついに出た結論「本の読み方」で学力は決まる』(青春出版社刊)から抜粋してお知らせする。 ● 1日24時間、何に使う? 前回の記事では、読書習慣と学力に密接な関係があることを仙台市の調査結果を実際に示しながら科学的に証明してきました。今回は、読書の効果を最大限に発揮するために必要な生活習慣に着目します。 どんな人間にも与えられる時間はみな平等で一日は24時間と決まっています。さらに、小学生ならおおよそ9時~16時の7時間、中学生なら放課後の部活動も含めると9時~18時の9時間を毎日学校で過ごすことになりま
格差や貧困問題の是正が放置されているうちに、「アンダークラス(パート主婦を除く非正規労働者)」が900万人を突破、日本は「階級社会」への道を突き進んでいる。中でも「中間階級」が崩壊、新たな貧困層が生まれてきた。それは、どん底一歩手前の「マイルド貧困」とも呼べる新たな階級だ。そこでDOL特集「『マイルド貧困』の絶望」第8回は、そこそこの収入があったのに仮想通貨にのめり込み、全財産が919円しかなくなってしまった男性を追った。(ライター 根本直樹) ● 一般人が“億り人”になれる 最初で最後のチャンス 田尻健斗(仮名・36歳)が初めて仮想通貨に手を出したのは、昨年8月のことだった。 会社のデスクでスマホ画面を見つめていた彼は、突然、熱に浮かされたような顔でオフィスを飛び出すと、近所のコンビニに向かった。ATMを操作し、預金残高を確認する。120万円。全財産だった。全額を下ろした田尻は、スマホ画
ここ1年で急速に注目を浴びるようになったキャッシュレス決済。その最前線を週刊ダイヤモンド9月29日号第1特集「乗り遅れるな! キャッシュレス」でレポートしました。政府がキャッシュレス決済比率の目標を掲げ、金融以外の異業種から参入が相次いでいます。一体何が起こっているのでしょうか。特集でレポートした一部を、ダイヤモンド・オンラインで特別公開します。 東京・銀座6丁目のラグジュアリーな複合商業施設、GINZA SIX。9月上旬、この建物内にある話題のワークスペース「WeWork」にオフィスを構えるペイペイでは、今年秋のサービス開始に向けて急ピッチでシステム開発が行われていた。日本だけでなくインドなどさまざまな国籍のメンバーが一緒に働く社内には、英語が飛び交っている。 ペイペイは、ソフトバンクとヤフーが共同出資して立ち上げたスマートフォン決済サービスを手掛ける企業だ。ソフトバンク・ビジョン・ファ
中国で無人コンビニが急拡大している。無人コンビニをいち早く始めた米アマゾン・ドット・コムが多店舗展開にもたつく間に、中国では無人コンビニが乱立、燎原(りょうげん)の火のような勢いだ。しかし、中国で無人コンビニと騒がれている割に、日本から進出しているコンビニ大手は慌てて無人コンビニを増やす気配はなく冷静だ。中国のような無人コンビニブームは日本にも波及するのだろうか――。(流通ジャーナリスト 森山真二) ● 中国で注目されている 無人コンビニ 9月16日の日本経済新聞によると中国でのコンビニが10万店を突破したという。日本のコンビニ店舗数は5万7000店だから、約2倍の規模である。 人口が多いのだから、コンビニの店舗数が多くなるのは当たり前といえば当たり前だが、日本の大手コンビニチェーンによると「日本のコンビニのように店舗の標準化や、オペレーションが未整備のチェーンが多く、日本のようなコンビニ
創業者が、長期的に経営者として立ち続けている企業は、日本にも世界にも数多くあります。ただそれは、たった1人のリーダーに企業のすべての命運がかかっている非常にリスクの高い状況でもあります。企業が継続的に勝ち続けるために、いかに後継者を育てていくのか。『人事こそ最強の経営戦略』の著者であり人事戦略コンサルティングの第一人者・南和気氏が、人事が事業を支える企業を紹介していきます。今回はアップルを取り上げます。 ● 1990年代はアップルにとって瀕死の時代だった 100兆円を超える時価総額の企業は、世界に1社しかありません。それがアップルです。 しかしアップルは常に勝者だったわけではありません。ほんの10年前まで、ここまでiPhoneが世界に普及するとは誰も考えていませんでした。さらに20年前に至っては、まさかアップルが電話を売る企業になっているとは思いもしませんでした。 ちょうど世界がインターネ
「大人の脳は成長しない」 はウソ!?脳が衰える人、成長を続ける人の違いとは?26万部突破のベストセラー『最高の休息法』シリーズ著者にして、イェール大で学んだ米国医師が明かす「エイジング研究」の最前線とは? 最新刊『脳が老いない世界一シンプルな方法』の本文から一部抜粋してお送りする。 「数年前に比べると、すぐ集中力が切れる……」 「同じ作業をしていると、頭が疲れやすい……」 「なんだか最近、記憶力が落ちているかも……」 こんな実感がある方はいらっしゃいますか? 「まあ年齢のせいかな……」 「もう若くないからね……」 大多数の人はそう自分に言い聞かせて、諦めているかもしれません。 しかしじつのところ、「脳の老化はとめられない」「大人の脳は成長しない」という通説は、近年の科学的研究では覆されつつあります。 つまり、「何歳になっても、脳は成長し続けられる」のです。 そしてそれには、一定の方法があり
“えとみほさん”に働き方の秘密を聞いてみた(2)経験ゼロから、「禁煙セラピー」を大きなビジネスにできたわけ SNS上で、経営やマーケティングに関する独自のコメントでフォロワーを集め、インフルエンサーの1人となった、“えとみほ”さんという女性がいる。 近年の経歴を簡単に紹介すると、40代でウェブメディアの編集長を経験したのち、アプリ・Webサービスの「Snapmart」を開発して経営者に。その後代表を退いてすぐに、全くの異分野であるJリーグ栃木SCのマーケティング戦略部長に就任して周囲を驚かせた。 なぜ彼女は、このように自由な働き方ができるのか? どのような基準で人生の進路を決めているのか? 以前よりSNS上で“えとみほ”さんと交流し、自身もフリーランスとしてユニークな活躍をする“きたみりゅうじ”氏に、その秘密を探ってもらう連載の第2回。(第1回はこちらへ) ● 『禁煙セラピー』との出会い
建設技術研究所は2015年12月に「ダイバーシティ推進計画」を策定し、翌年4月よりダイバーシティ推進室を新設。ダイバーシティ推進と同時に、働き方改革への取り組みを進めている。この業界の積年の問題である「長時間労働」を削減することが喫緊の課題であり、クライアントである官公庁も一緒になって解消していく取り組みが不可欠だという。その働きかけを率先して行う、建設コンサルタント業界のパイオニアカンパニーである同社は、働き方改革をどう進めていくのか。取締役常務執行役員であり、ダイバーシティ推進担当も兼任する渡辺宏一氏に話を聞いた。 ●社長と役員含め、23人が「イクボス宣言」 ――働き方改革への取り組みとして、さまざまな施策をしていますね。昨年はイクボス宣言もしました。 渡辺取締役(以下、渡辺):そうですね。きっかけは2016年7月にNPO法人ファザーリング・ジャパンの代表・安藤哲也さんにお越しいただき
しいたけやまいたけ、えのきなど、1年中スーパーで見かけるけれど、きのこ類の旬は何と言っても秋。どんな料理にも合い、値段も手ごろ、しかもヘルシーと万能な食材。今回は、体にもお財布にも優しい「きのこ」を使ったレシピをご紹介します。 【関連画像】きのこと豚肉の塩焼きそば <材料>(2人分) ●鶏ときのこのカレー風味炊き込みご飯 <材料>(2人分) 米……2合 鶏もも肉……1/2枚 エリンギ……1本 生しいたけ……6枚 玉ねぎ……4分の1個 水……適量 酒……大1 塩……小1/2 カレー粉……小2~3 和風だしのもと……小1 緑の葉(青ネギやカブの葉など)あれば……適量 <作り方> 1.エリンギ、生しいたけ(軸を取る)、玉ねぎは5mm角のみじん切り、鶏もも肉は1cm角にカットする。 2.お米をといで水気を切り、酒、塩、カレー粉、和風だしのもとを加え、2合の目盛りよりやや少なめに水を加えて全体を混ぜ
ロシア軍は今年9月11日から6日間にわたり、シベリアと極東地域で中国、モンゴルとともに大規模な軍事演習「ボストーク2018」を実施した。この演習の狙いはロシア・中国と米国との関係が悪化する中、中ロ両国の「蜜月」を強調することで日米を牽制することだった。ドイツのメディアは、ロシアのプーチン大統領が9月12日、極東ウラジオストクで開かれていた「東方経済フォーラム」で、日本政府に事前通告することなく「平和条約の年内締結」を提案したことについて、「安倍晋三首相に対する侮辱」と解釈している。 東方経済フォーラムでパネルディスカッションに参加した安倍首相(左)と習近平国家主席(中央)、プーチン大統領(右)。プーチン氏は、習氏と関係を強化する一方で、平和条約をめぐって安倍首相に揺さぶりをかけた(代表撮影/ロイター/アフロ) この演習には、米国の国防総省や欧州の北大西洋条約機構(NATO)をはじめ世界中の
このところこのコラムでもSUV(多目的スポーツ車)を取り上げることが多い。昨年からことしの記事を見返してみても、直近で三菱自動車の「エクリプス クロス」や「アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッド車)」、ボルボ「XC40」、スズキ「クロスビー」、アウディ「Q2」、フォルクスワーゲン「ティグアン」やマツダ「CX-5」などを紹介した。 こんなにSUVばかり紹介しているのは、もちろん偶然ではない。その背景にはSUVがこれまでの「セダンやハッチバック車からの派生車種」という存在から、むしろ市場の中心になりつつあることがある。その傾向が顕著なのが欧州市場で、調査会社の英JATO Dynamicsの調査によれば、2015年に初めてSUVセグメントが最も販売台数の多い車両カテゴリーになり、その後も販売シェアは増加し続けている。 欧州市場におけるSUVの販売台数は2016年の381万台から2017年
本連載が1冊の本になりました。日本人の死因で最も多い「がん」を避けるためにはどうすればいいのか、マンガで分かりやすく解説しています これまで本連載で解説したことを、少し整理いたします。 日本人の平均寿命は、世界でもトップレベルで長いことが分かっています。ただ残念ながら、平均寿命いっぱいまで「健康」が保たれているわけではありません。 平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)には結構な差があり、男性の場合は9.02年、女性は12.40年となっています(平成25年データ)。これは多くの人が、10年前後介護状態などにあるということを意味しています。 要介護になる原因として多いのは、認知症と脳卒中です。 そして、その2つを引き起こす最も重要な因子が動脈硬化。つまり高血圧、糖尿病、脂質異常症などの「生活習慣病」によって血管がボロボロになってしまうのです。 生活習慣病はその名の通り、食事や運動と言
9月16日朝7時半、天安門広場に集まった3万人のランナーが42.195㎞先のゴールを目指して一斉にスタートを切った。1981年の第一回から今年で37年目を迎える北京マラソンは、中国国内で最も歴史あるマラソン大会だ。毛沢東の肖像画が掲げてある天安門から北京国家体育場(通称「鳥の巣」)まで、北京市内の西側を半周する。 2年前からマラソンを始めた私も、北京マラソンに参加するのは今年で3度目。今回のタイムは3時間44分43秒と、2年連続で自己記録を更新することができた。年齢に逆行するように体力の向上を感じることができるのはこの上ない悦びだ。北京マラソンで多く見かけた中高年ランナーも同じ思いで走っていたに違いない。 近年、中国ではマラソンブームが起こっており、競技人口はうなぎ上りだ。北京マラソン主催者の発表では、今回の申し込み人数は昨年比13.3%増となる11万1793人に達したという。 中国英字紙
2019/01/09 10:59 以前タレントの清水国明さんが、仮設ではなく、トレーラーハウスの利用を提案していました。 これには私も同意見で、例えば各都道府県で10台ずつ用意すれば470台備蓄できる。 災害が起これば、日本を南北に分けても200台程がすぐ集約できるので、不便な避難所での生活期間を短縮できる。 仮設を作って壊すよりよっぽど経済的です。 後は、2年縛りを止めて、恒久的利用を認める様な法整備が必要ですね。 経済的に余裕のあるひとは、トレーラーハウスを返却して自宅を再建すれば良いし、余裕のない人は、格安で購入出来る様にすれば良い。 2018/09/26 15:37 被災した際、トレーラーハウスを利用できる権利がある方はどんな方なのでしょうか? 2018/09/26 14:52 これだけおあちこちで震災や水害など発生し いつどこで何が起こるかわからない 備えとしてキャンピングカーを
新規事業をどう立ち上げて、軌道に乗せるか。経営者や起業家にとって大きな課題であるテーマにひたすら取り組んできた人物がいる。静岡県浜松市にある光産業創成大学院大学で特任教授を務める宇佐美健一氏だ。宇佐美氏は慶応義塾大学卒業後の1984年に自らマーケティング会社を設立し、社長に就任。大手電話会社や大手航空会社の新規事業のサポートや、ベンチャー企業の経営コンサルティングなどを手掛けてきた。その後、自らの経営経験を学術分野で活かすことに方向転換し、山形大学や光産業創成大学院大学などで大学発ベンチャーの事業計画作りや、企業戦略構築に関わっている。 新規事業一筋に歩みを続ける宇佐美氏に、自らの経験に基づく事業化の立ち上げ時の課題や成功の条件を聞いた。 (聞き手は斉藤真紀子=フリーランスライター) 宇佐美さんは1984年にマーケティングの会社を創業されました。大手企業の顧客も抱えていました。新規事業のア
様々な分野で活躍する一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月は2018年10月に幕を開ける卓球の新リーグ「Tリーグ」のチェアマンである松下浩二さんにお話を伺っていく。松下さんは、中学生時代に頭角を現し、トップ卓球選手として日本国内での活躍はもちろんのこと、国際舞台でも世界選手権での入賞や4度の五輪出場を果たした。日本初のプロ卓球選手として、ドイツやフランスの卓球リーグでも活躍。現役を引退した現在は、Tリーグの開幕へ向けて多忙な毎日を送っている。今回は、「トレーニングの時間が取れない」という松下さんに、日常生活の中で実践している運動法について語ってもらった。 久しぶりに会う方からは、よく「現役の時代から体形が変わりませんね」と言われるんですが、実は現役を引退してから、体重が10kgも増えているんです。2009年1月の全日本選手権を最後に現役を引退した時は63kgでした。それ
ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は40代の夫が末期がんと診断された女性から。別居婚を長く続けてきたことを後悔しています。父と弟をがんで亡くした上田さんは、2人で過ごす時間の大切さを説きます。 悩み:夫が末期がんになり、余命4カ月と診断されました。これまで別居婚でしたが、週末は2人で楽しく過ごしてきました。「なぜ私たちなの?」と怒りもこみ上げてきます。この先、どう過ごすべきか悩んでいます。 日々病と闘い弱っていく夫に対してきちんとケアできる力を下さい。 上田様 いつも拝読し励みにさせて頂いております。是非ご意見をお聞かせください。 2週間前、いきなり夫(48)が末期のすい臓がんと診断されました。余命4カ月、5年生存率1.3%とのことです。5月から腰の痛みが始まり整形外科を受診していました。首のヘルニアがあったのでその延長かな~とばかり本人は思っておりました。腰の
►開発テーマ カルビーポテトチップスの新たな“定番”を作る ►[Step06] より良い商品へコンセプトをさらに磨く 日経ビジネスRaiseユーザーがカルビーと一緒に新たなポテトチップスを開発する「オープン開発会議」。[Step05]では最終的にカルビーの社内会議に提案する2つのコンセプトを発表しました。選ばれたコンセプトはカルビーの森田さんが上司にプレゼン。[Step06]ではその会議の模様をお伝えし、商品化に向けて課せられた「宿題」について報告します。 これまでの開発の経緯はこちら>カルビーのポテトチップスをみんなで開発しよう <開発ステップ(予定)> 01ポテトチップスのLove & Hateを大募集! 02準定番3商品の強さ、弱さを徹底診断 03女性に好まれるポテトチップスを開発しよう 04選抜!どのコンセプトが「いいね」? 05選ばれたアイデアをカルビーの会議で提案へ ►06より
1997年の創業から21年、日本の家庭の食卓文化をリードしてきた“フードテック”の老舗、クックパッド。その初期メンバーであり、現在は同社のブランディング部門を率いる小竹貴子氏が、気になるフードビジネスの新芽をピックアップし、現場を訪ねる。今回は味覚のリサーチに特化した専門部署を立ち上げ、商品開発を手掛けるミツカンの、MD本部味確認室専任課長、高取順さんに話を聞いた。今回はその前編(取材/2018年6月13日、構成/宮本恵理子)。 小竹貴子氏(以下、小竹):私は仕事柄、いろいろな食品メーカーさんとお付き合いがありますが、中でもミツカンはデータを重視したマーケティングに力を入れている企業というイメージがあります。そのミツカンが、味覚のリサーチに特化した専門部署を立ち上げ、商品開発にいたったそうですね。 高取専任課長(以下、高取):はい。ミツカンとしての「おいしさ」や中身の品質を限りなく高めるこ
毛沢東がこの世を去ってちょうど42年目の9月、党中央教育部傘下の人民教育出版社が中学校二年生用の歴史教科書下巻の改訂版を出した。この教科書では文化大革命が毛沢東の“錯誤”であったという表現を、毛沢東の“苦労と探索”という表現に書き改めていた。文化大革命は「十年の大災難(浩劫)」から「十年の艱難辛苦の探索と建設成就」に言い換えられた。これは2月に出版された歴史教科書上巻に続く改変である。教育部によると、2017年秋の国家教育重大改革の方針に従った改変という。これは中国の知識人たち、そして国際社会に少なからぬ衝撃を与えている。いまさら文革を美化しようという習近平政権の狙いは何なのか。毛沢東を全く瑕疵の無い領袖に再評価する意味は? 中国の歴史問題、教科書問題の背景を考えて見たい。 これまでの旧教科書では、文革について「20世紀60年代、毛沢東は党と国家が資本主義の復活の危険に直面しているという誤
私は、かなりの頻度で展示会に出向く。純粋に情報収集のときもあるし、知人の企業から呼ばれる場合もある。また、展示会で講演をしに行く場合、聴きに行く場合もある。たとえば先日は、東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2018」を訪れ、可能な限りの企業を回った。思わぬ展示物に驚いたかと思えば、何を展示しているのかわからず通り過ぎたものもあった。 前回のコラム「展示会を再考、キャンギャルでの集客は効果的?」では、訪問者側の立場から展示会について述べた。私は展示をする側ではないし、展示会をコンサルティングする立場でもない。あくまで、調達・購買コンサルタントの立場から、「こんな展示企業は見に行く気がしない」ものを率直に書いた。さらに、今回も述べてみたい。 展示会場での立地 ここでは、展示会のなかで、どこに場所を取るかが重要であると指摘したい。 その前に、ちょっと話は変わるようで変わらないが、小売店
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