システムクラスローダと似たようなものに、「(スレッドの) コンテキストクラスローダ (context class loader)」というものがある。前々から名前だけは知っていたのだが、特に必要とする機会もなかったので何なのかは知らないままだった。今回、システムクラスローダが何なのかを調べたついでにこちらも調べたので、これも忘れないように書いておく。 そのスレッドで使われるクラスローダ、ではない 時折見かける間違いとして、「スレッドのコンテキストクラスローダは、そのスレッド内で発生するクラスやリソースのロード要求を処理する」というものがある: 『クラスローダサーブレット-TECHSCORE-』 ところでアプリケーションはメインスレッドも含めて、必ず1つ「コンテクスト・クラスローダ」を持ちます。コンテキスト・クラスローダとは、そのスレッド内でクラスをロードする場合に使用されるクラスローダのこと