Emacsの desktop というパッケージを使うと、Emacsの終了状態を、再起動後に自動で復元することができます。 保存される範囲保存の対象として いくつかのグローバル変数ファイルバッファ(特定のファイルを開いているバッファ)メジャーモードディレクトリポイント(カーソル)の位置選択範囲バッファ読取専用の状態いくつかのロカール変数フレームとウィンドウの設定があります。さらに設定を追加することで kill-ring(コピーの履歴)も保存されます。 注意すべき点は、復元できる情報に制限があることです。 例えば、org-agendaのように動的に生成されるバッファは復元されません。 またtext-scale-modeを使って文字サイズを大きくしていたとしても復元されませんでした。 desktop機能を使うこの機能を有効にする手順は まず M-x customize-option を実行して、
![Emacsの終了時の状態を保存する](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/23107d81ec90f725d26cd2623b556efd224ad4f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flioon.net%2Fassets%2F2015%2Femacs-new-default-icon%2Femacs.png)