統計学などで「95%の確率で正しい」などという言葉をよく聞くと思う。 この95%の精度を体感いただこう。以下の文章を読んでほしい。 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の冒頭である。 「ではみなさんは、そういうふうに川だと云れたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊るした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところを指さしながら、みんなに問いをかけました。 以下はどうでしょうか? 「ではみなさんに、そういうふうに川だと云れたけ、乳の流れたあとだと云われたりしていけこのぼんやりと白いあのがほんとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊るこた大きな黒い星座の図の、上なら下へ白くけぶった銀河帯のよほなところを指さしながら、みんなに問いをかけました。 139文字の5%とは6.95なので、7文字の間違いをいれてみた。