2019/11/23に開催されたJJUG CCC 2019 Fallでの登壇資料です
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関ジャバ'19 7月度 - connpass https://kanjava.connpass.com/event/134133/ 登壇資料
今日はJVMのアプリケーションのプロファイルを取ることが出来る、「async-profiler」を使って Javaで動くアプリケーションのボトルネックを探してみました。 今回のプロファイル結果からライブラリに修正も送ってみました。 皆さんもasync-profilerを使って アプリケーションのボトルネックを調べてみてはいかがでしょうか。 こんにちは、事業開発部の齋藤です。 ここ最近ずっと負荷試験をやっていました。 今日はJVMのアプリケーションのプロファイルを取ることが出来る、「async-profiler」を使ってみたので そのツールの紹介記事です。 はじめに 今回使ってみよう、というきっかけになったのは 負荷試験実行中にやけにCPU負荷が高い、ということで プロファイラを試してみるか、という話になりました。 このasync-profilerを選んだ理由は 単に知っている中で一番楽に使
こんにちは、ミドルウェア開発チームの青木(@a_o_k_i_n_g)です。将来の夢は川口浩探検隊に入ることです。 先日、弊社のアプリケーションサーバーで大量にメモリを消費するという現象に遭遇しました。アクセス頻度の低いサーバーがメモリを大量消費するという謎深いものでした。 発生当初の状況はこんな感じです。 アプリケーションサーバーでは Jetty が稼働 現象が発生した JVM は 5GB 程度のメモリを消費しており、明らかに通常ではない量のメモリを消費している 複数台のサーバーで発生していたが、全てで発生したわけではない。 また、発生したサーバーはいずれもアクセス頻度が少ないサーバーだった。 ヒープ、パーマネント、スタック ひとまず、JVM でトラブルが発生した時は何はともあれヒープダンプとスレッドダンプを見るに限ります。各種情報の取得をインフラ部隊へ依頼し、得られたヒープを解析すると、
コンパイラフラグ GC戦略 GCログ ヒープ関連 設定しておきたい Java 起動オプション まとめ コンパイラフラグ JVMチューニングで最初に検討するのがコンパイラの選択となる。 ただ、近年は階層的コンパイルが有効になっていたり、プラットフォーム別で適した設定がデフォルトで有効になっていることもあり、改めて設定するケースは少ない。 フラグ 説明 -client クライアントコンパイラ(C1)を使用する -server サーバコンパイラ(C2)を使用する -server -XX:+TieredCompilation 階層的コンパイルを使用する コンパイラは、クライアントコンパイラ(C1)、サーバコンパイラ(C2)の2種類があり、JVM起動オプションで指定する。 C1コンパイラはデスクトップアプリケーションのように起動時の速度が重要な場合に、早期にJIT(just-in-time)コンパイ
JVMにチューニング項目は多々あれど、プロダクションで運用する際に予めおさえておきたい項目をまとめてみるエントリです。*1 勿論、OSもJVMもデフォルトである程度のパフォーマンスは発揮でき、計測を伴わないチューニングは悪手であることはよく知られています。 しかし、設定しておかないとパフォーマンスにそのまま影響すると分かるものを調べないのは裸で戦場に赴くようなものです。*2 どんな項目をどう変更すれば良いのか知っていることは重要な武器なのです。 なぜ調べるのか 今回、チューニングポイントを調べるにあたって、私のモチベーションはどこにあるのかを考えると、以下の要件を満たしたいということがあげられます。 アプリケーションとして求められる品質水準として動作する → 性能目標 異常時に事象を追うことができる ここでいう品質水準・異常とは、パフォーマンスが明らかに低い、アプリケーションがクラッシュす
Clojureに反対する大きな理由がJVMです。この役立たずは重いですからね。 これは、数週間前に ZA Tech のSlackで見た投稿です。休暇中にClojureの話題を何件か見たのですが、投稿者はJVMについても繰り返し言及していました。 私はこの投稿について Slack上で少しつぶやいていました が、もっと広く理解され議論されるように、本稿を書くことを決めました。 背景 以前は、私もJVMは重いと思っていました。2000年代の初めにJVMとPHPと比べていた頃の話です。当時は、.NETやColdFusionなど、別の重い製品が他にもありました。また、PerlやPythonという軽めの製品もありましたが、私はWindowsを使っていたのでActivePerlやActivePythonはやはり少し重めでした。 私が初めてJVMに対する“恐れ”を克服したのは、小規模な製品アプリを、JRu
Java VMで監視すべき4つのポイント 前回は、システム運用者がJava VM(JVM)、アプリケーションサーバ、Javaアプリケーションから、ログ、JMXとMBean、ダンプを使用して情報を取得する方法を紹介しました。今回と次回では、JVMからどのような情報を最低限取得するべきか、詳細を紹介します。 システム運用者は、JVMが滞りなくアプリケーションを支援できているか、アプリケーションが動いているかを確認する必要があります。JVMは内部で管理しているさまざまなリソースに関する情報を持っていますが、システム運用者がそれらをすべてを監視することは不可能です。そこで、たくさんある情報の中から、次の4つのポイントに絞ってJVMの動きを監視します。 JVMがアプリケーションを中断することなく実行できているか JVMがアプリケーションのリソースを奪っていないか OSのリソースが十分に割り当てら
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました Node.jsはバージョンアップも早く、開発者としては追従するのに苦労します。新しい機能が増える一方、安定と不安定を繰り返す可能性もあり、採用を躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。 そんな方々に使ってみて欲しいのがPurpleJSです。JVM上で動くJavaScriptアプリケーションフレームワークです。 PurpleJSの使い方 PurpleJSの一例です。 /** * Handles a simple GET request. */ exports.get = function () { return { body: 'Hello World!' }; }; これをgradleでビルドするとサーバが立ち上がります。 さらにシステム情報を取り出す例。 // Require
class Test { public int aaa() { int x = 1; try { return ++x; } catch (Exception e) { } finally { ++x; } return x; } public static void main(String[] args) { Test t = new Test(); int y = t.aaa(); System.out.println(y); } } 上の質問に回答する前に、次の問題には答えられるでしょうか? try ブロック内に return 文がある場合、 finally ブロックは return の実行時に処理されるのでしょうか。 finally が実行されるなら、いかにして return と finally の両方の実行が実現するのでしょうか。 もし答えが分からなければ、どうぞこのまま読み進め
やあやあ病人です。今日は特に予定もないので、最近読んだ論文の中から、適当にいくつかピックアップして紹介したいと思います。 Memory-efficient Tail Calls in the JVM with Imperative Functional Objects JVM における TCE(Tail Call Elimination) については、長い間研究されてきています。六年前に JVM での TCE についての Odersky 先生の論文を紹介する記事を書いたりもしました。もう六年前…こちらの論文は TCE の実現における常套手段が JVM では通用しないよという話や、historical な話が面白くて、実際の提案手法は、まあダメでしょ…みたいなものだったのですが、今回の論文の手法はかなり良いと思います。 JVM で TCE というと、矢張り Trampoline です。Tra
PPLサマースクール2016「商用Java処理系の研究開発」のパート2です. http://ppl.jssst.or.jp/index.php?ss2016 Java言語処理系の実装について詳説する.まずJava仮想マシンの概要について述べ,その主要な構成要素として,クラス管理とインタープリタ,ヒープ管理とガベージコレクション,スレッド管理と同期機構,JITコンパイラとの連携,などについて説明する.性能改善のために行った各種手法についても触れる. 他のパート 1 Javaの登場と発展 http://www.slideshare.net/Tamiya_Onodera/java-66081108 2 Java仮想マシンの実装技術 http://www.slideshare.net/KiyokuniKawachiya/java-66003903 3 Java Just-In-Timeコンパイラの
標準オプション 非標準オプション オプションのカテゴリと設定 jcmd によるオプションの確認 プラットフォーム固有のデフォルトチューニングフラグ プラットフォーム別のコンパイラ指定 主要なオプション 標準オプション -help または -? で標準オプションが確認できる。 $ java -help 使用方法: java [-options] class [args...] (クラスを実行する場合) または java [-options] -jar jarfile [args...] (jarファイルを実行する場合) optionsには次のものがあります。 -d32 使用可能な場合は32ビットのデータ・モデルを使用する -d64 使用可能な場合は64ビットのデータ・モデルを使用する -server "server" VMを選択する場合 ・・・ 非標準オプション -X とすると非標準のオプシ
https://github.com/xuwei-k/wartremover/commit/48046a 数日前だけど、なんとなく記念に貼っておく @gakuzzzzというnull安全ではない実装をコンパイルエラーにするアノテーションが求められている? 2016-04-15 22:29:41 via Twitter for Android to @gakuzzzz @BlackPrincessW VM毎クラッシュするとかの方がいいかも 2016-04-15 22:31:15 via Twitter Web Client to @BlackPrincessW @gakuzzzz @BlackPrincessW それバグってると思われるだけww 2016-04-15 22:35:31 via Twitter for iPhone to @gakuzzzz .@seratch_ja @gakuz
OutOfMemoryError (以下 OOME)が起こったときにお手上げ状態にならないためにも、 Java のメモリ管理の仕組みとか、 OOME が起こったときの調査方法とかを調べる。 環境 OS Windows 7 > java -version java version "1.8.0_74" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_74-b02) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.74-b02, mixed mode) Java 8 で、 Oracle の JVM を前提とした話です。 Java のメモリ管理 これを知っておかないと、 OOME が起こっても、メモリ内で何が起こっていて、どこを調査すべきで、どのように対処したらいいのかが判断できない。 なので、まずは、そもそも J
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